NLPを学ぶ方には、対人関係や感情のコントロールなどの面で自分を高めようとする
方が多くいらっしゃいます。
成長するという気持ち、あるいは周りの人のもっと役に立ちたいという気持ちなどが
感じられます。
そんな気持ちから、自分に厳しくなりすぎる方もいらっしゃいます。
「NLPを学んでも、ちっとも身についてないんですよ」
そんな事を言われたりします。
私から見ると、明らかに新しいスキルを学び、上達しているのですが、
評価基準が高いのでしょう、満足されていないようです。
更に上達したいという気持ちはとても役に立つものですので、
その気持ちを持ち続けるためにも、出来ていることは正当に評価して
ほしいと思います。
私はこんなことを言ったりします。
「そうですね。私から見てもちっとも身についていませんよ!
これまで教えてことは何一つ覚えていませんね。
何一つ使いこなしていません。
NLPはあなたには難しすぎます。
人生の残り時間全てを使っても、到底ものにすることはできませんよ!」
ここまで言うとみんな素で言い返してきます。
「そんなことないですよ。
私にだって出来ていることがあるし、段々上達してますよ!」
シメシメとほくそ笑むのです。
バージニア・サティアという家族療法の創始者が、クライアントとカウンセリングをしているビデオがあります。
「母は私のことを一度も愛してくれた事がないのです!」 と、クライアントは泣きながら訴えています。
「只の一度も無いの?」 サティアはクライアントの手を握り、優しく尋ねます。
「一度もありません!」
「あなたが1才の時に、食事を食べさせてくれたり、お風呂に入れてくれた人はいた?」
「誰もいません!」
「・・・ハニー・・・、それは私には信じられないわ。1才の子どもにはご飯をあげたり、きれいにしてあげたりする人が必要なのよ」
少し笑えるほど、クライアントは思いこみが激しい人のようです。
私たちが同じように「一度も~ない」と言っている時、私たちはその言葉に反する現実が見えなくなります。
「一度もうまくいったことがない」と言っていると同時に、うまくいかなかった事実を一生懸命探し始めます。
自分の言葉が正しい証拠を沢山見つけます。
そして、「一度もうまくいったことがない」ことを証明しようとするのです。
そんな時に「本当に一度もないの?」と質問されると、そうではない事実を探し始めます。
1つの質問が現実を明らかにするのです。
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ポイントは、
★★★ 「誰もいない?」 ★★★
です。
1つの質問が現実を明らかにしてくれるかもしれません。
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