NLP コミュニケーション心理学 【凡人が最高の人生を送るための魔法の心理学】

NLP コミュニケーション心理学 【凡人が最高の人生を送るための魔法の心理学】Home

NLP基礎知識

NLP Q&A

NLPを実践されたい方へ

NLPのお問い合わせ

NLP コミュニケーション心理学 【凡人が最高の人生を送るための魔法の心理学】管理者プロフィール


HOME > NLP活用例 > NLPでコミュニケーション力を上げる

NLPでコミュニケーション力を上げる

  • NLPの使い方:共感はしなくてもいいけれど・・・良好な人間関係のコツ
  • 「なにかを知る」ことが理解の【妨げ】になる時
  • 愛している人の姿を見られなかったら?
  • 人間関係の運を良くする質問
  • 挑発セラピー(使用には注意が必要です)
  • 好感度を70%上げる方法
  • NLPの使い方:婚活でしてはいけない質問3 「なんで結婚していないんですか?」
  • 婚活でしてはいけない質問2 ミラーリングの誤解
  • 婚活でしてはいけない質問
  • 褒め言葉のマジックワード「どうして・・・?」
  • 五感を活かして観察する
  • 臨場感豊かに話すコツ
  • 五感を活かして話す
  • リストラされて絶望している人になんと言いますか?
  • 黙っていれば誰にも何も伝えずに済みますか・・・
  • 新聞は読んだほうがいい?
  • うまく行っているコミュニケーションの特徴 その3
  • うまく行っているコミュニケーションの特徴 その2
  • うまく行っているコミュニケーションの特徴
  • 言葉でイライラを止める方法
  • つきあい始めの恋人と、長いつきあいの相手への「愛」の伝え方
  • 宇宙人が話を聞くと
  • 身体の硬い人はコミュニケーション下手?
  • ストーリーの効果
  • 何一つ覚えてません
  • 誰もいない?
  • 質問の前提は?
  • 言葉の前に
  • コミュニケーションの目的は?
  • コミュニケーションの結果は何で計る?

NLPの使い方:共感はしなくてもいいけれど・・・良好な人間関係のコツ

今日は先週ある会社さんで研修のテーマとした、ラポール(信頼関係をつくる

技術)についてお伝えします。



話をしっかりと聞くとはよく言われることですが、実は良好な人間関係を築く

コツは、話をしっかりと聞くことではありません。



「話をしっかり聞きなさい」の目的は何でしょう? 自分が話を理解すること

ですよね。


相手が話をする目的は何でしょう? 自分の話を理解してほしいということ

です。


話を聞くことで、話の理解という目的は満たせても、相手の目的は満たせま

せん。


相手が自分の話を理解してくれたと思うには、自分が話を理解するだけでなく

、自分が理解した事を相手に伝える必要があるのです。



同じ事のように思えるかもしれませんが、結構違います。


図にすると、話を理解する時のメッセージの向きは


自分 ←←← 相手


です。


相手に理解したと分かってもらう時は


自分 →→→ 相手


です。



自分が分かったいう事を相手に伝えるためには、能動的に相手にコミュニケー

ションをとる必要があります。黙って真面目な顔で聞いているだけでは伝わり

ません。積極的に分かったという反応を示す必要があります。これをNLPでは

ラポールと言います。



共感ともちょっと違います。共感は自分が相手の気持ちに同調するということ

です。


図にすると、


自分 ←←← 相手

です。


共感したよと伝えるのは


自分 →→→ 相手


です。



極端に言うと、話を理解していなくても、相手に共感していなくても、ラポー

ルが取れれば相手の目的「分かってほしい」は満たされます。


ちょっとひどい事を言っているように聞こえるかもしれませんが、カウンセラ

ーやコーチのように、コミュニケーションを職業としている人はこれができな

くては仕事の幅を狭めることになるでしょう。



カウンセラーやコーチは、自分と全く違う考えを持つクライアントにも質の高

いサービスを提供したければ、共感せずとも相手とラポールをとる必要がある

のです。



日常生活でも似たようなものでしょう。考えの違う上司や共感できないクレー

ムを言ってくる顧客はどこにでもいます。そのような人達とも適切な人間関係

を築いて、仕事を進める必要はあります。


言うは易く行うは難しのように思えるかもしれませんが、こういうことを実践

的に学べるのがNLPの良さだと思います。




「なにかを知る」ことが理解の【妨げ】になる時

ちょっと前に Twitterでつぶやいた事のまとめをお送りします。前々回のメル

マガでもご紹介した高橋源一郎さん「13日間で名文を書けるようになる方法」

を読んで思った事です。。




「なにかを知る、ということは、あなたたちを、そのなにかから遠ざけること

  にもなる、と心配もするのです」


カフカ「変身」を読んだ学生が、作品を読んで感じた事、考えた事ではなく、

カフカの生涯について語ったことに対して、高橋源一郎さんがコメントした

言葉です。


高橋さんは続けてこう言います。


「なにかについて知るということと、その、なにかについて「深く」

  知るということの間には大きな違いがあるような、気がするのです」


「あることについて、さらに詳しく知ろうとして、本を読んだり、インターネ

  ットで調べたり、それから、誰かの意見を聞いたりしていると、結果として、

  もとのそのものから目を離してしまうのです」


「言い換えるなら、なにかについて考えようとして、実際には、なにかについ

  て考えることを止めてしまっているのです」




NLPのトレーニングで、このことを実感します。五感を使って見えたもの、

聞こえたもの、感じたものを話してもらうトレーニングで、しばしば


「キレイ」

「美味しい」

「よかった」


という話がでます。これは五感で得た情報をどう評価したかというコメントで

す。そのものを見ているのとは違います。


高橋さんも情報を得ることを否定しているわけではありません。人間が完全に

ニュートラルに情報を受け取ることはできないし、何らかの情報が対象を理解

する枠組みになるわけです。


ただこれが行きすぎちゃうと、目の前のものを見ずに固定化した枠組みで評価

してしまうことになってしまいます。コミュニケーションの場面で、ちょっと

話を聞いただけで理解したつもりになったり。カウンセラーが自分の技法の

枠組みの中でのみクライアントを理解しようとしたり。自戒も込めてですが。



できるだけ枠組みを当てはめる前に、ありのままの出来事をを見たり、聞いた

り、感じたりする五感の力が必要だと思います。事物を具体的に把握する力

です。



一方で、自分がどのような枠組みで理解しているかを把握する力、抽象的な

把握力も必要です。


これが自由に行き来できるようなにると、思考やコミュニケーションが柔軟に

できると思うのです。



愛している人の姿を見られなかったら?

ちょっとしたきっかけがあり、昔読んだレイモンド・カーヴァーの「ぼくが電

話をかけている場所」を読み直しました。村上春樹さんがカーヴァーを好きで

この本の翻訳もしています。この短篇集の中に「大聖堂」という印象的な話が

あります。



妻の友人である盲人が、主人公の家を訪ねてくることになります。彼は盲人が

奥さんを亡くしたばかりと聞き、目が見えずに女性を愛するというのはどうい

う経験だろうかと考えます。一緒に暮らし、共に働き、ひとつベッドで眠る。

その間彼女の姿をひと目も見ることができないというのは自分の理解を超えて

いる、と彼は考えます。



これを読んで私も想像してみました。私の場合は女性ではなく子どもたちです。

彼らの笑顔や遊んでいる様子が見えなかったとして、どのように愛情を感じる

でしょうか? その時、耳で声を聞いたり話をしたりはできます。抱きしめた

り手をつないだりもできます。



もし耳が聞こえなくなったらどうでしょう? 相手の笑顔や姿を見ることはで

きるけど、声が聞こえません。抱きしめたり手をつないだりもできます。



触れることができなくなったら? あなたがガラスの部屋に隔離されたと想像

してください。相手を見ることはできるし、スピーカーとマイクを通じて話は

できます。でも触れることはできないのです。



あなたがどれかの感覚を失うとしたらどれを選びますか?



私は目が見えなくなるのを選びます。私にとって愛情を感じたり与えたりする

ためには触れることが一番大切です。次に声を聞くことです。



NLPのラブ・ストラテジーという演習ではこれに似たことをします。愛情を感

じるために視覚・聴覚・身体感覚のどれが一番大切かを探ります。やってみる

と人により感覚が違うのがわかります。愛情を感じる方法は人によりかなり

違うのです。





たまたまテレビで紹介されていたヨーロッパの大聖堂を「理解」するために、

盲人は主人公にある共同作業を頼みます。その作業を行うことで主人公は初め

ての経験に衝撃を受けます。



文庫本で30ページほどの短い話の中に、カーヴァーは感覚の違いがもたらす変

化を豊かに表現しています。久々に読んでみて、こんなに面白い作家だったん

だ、と気づきました。NLPを通して感覚の鋭敏さを磨き、様々な感覚の使い方

をできるようになったからかもしれません。興味を持った方はぜひ一度読んで

みてください。

ちなみに、村上春樹さんはカーヴァーの魅力を「無意識下の意外性」と評して

います。



人間関係の運を良くする質問

前回のマスター・プラクティショナー・クラスでは、「キー・クエスチョン」

というワークを行いました。自分の中にある質問をもっと役立つものに変えて

いくワークです。



ある状況において人は無意識的に特定の質問を自分に繰り返していて、その質

問が行動・反応・結果に影響を与えています。


優れた営業成績を残している営業マンと平均的な成績の営業マンを分析した調

査では質問の違いが分かりました。平均的な成績の営業マンは顧客を前にして

頭の中で以下のような質問をしていました。


「この顧客にこの商品・サービスをどれくらい売れるだろうか?」


一方で優れた営業成績を残している営業マンは違う質問をしていました。


「この顧客にこの商品・サービスをどれくらい役立てられるだろうか」



顧客の立場に立てば、

「どれくらい売れるかな?」と考えて売り込みをされるのと、

「どのくらい役立てられるかな?」と考えて顧客の望む結果をサポートし

てくれるのでは大きな違いを感じるでしょう。



最近読んだ「運のいい人、悪い人」リチャード・ワイズマンに面白い話が載っ

ていました。ワイズマンは占星術などの効果を科学的に調査している心理学者

です。この本の中でも運の善し悪しは生まれつきや神の贈り物でも無いことを

明らかにしています。


運が良いと思っている人、悪いと思っている人のリサーチから導かれた運の良

い人の特徴のひとつに「対人関係がうまく行くと思っている」というのがあり

ます。


初対面の人に会うときに


「この人は変な人じゃないかな?」


というキー・クエスチョンを持って会ったらどうなるでしょう?


キー・クエスチョンは質問に答えるためにあなたの注意を変な所へ向けます。

結果としてその人の変な所が見つかる可能性は高くなります。


人間関係を上手につくる人は違う質問を持っています。


「この人の良い所をどれくらい見つけられるかな?」


このキー・クエスチョンを持っているとあなたの注意はその人の良い所へ向き

ます。あなたは沢山良い所を見つけてそれを言葉にするかもしれません。聞い

た相手は良い気持ちがしてあなたに好意的に接するでしょう。こうして良好な

人間関係がつくられるのです。



キー・クエスチョンは無意識的なので、自分がどういう質問をしているかを

一度探してみると面白いでしょう。


挑発セラピー(使用には注意が必要です)

先週末は京都でNLPの国際的トレーナー、リチャード・ボルスタッド博士の元

で勉強してきました。NLPコロキアムという、最新のNLPのテクニックやボルス

タッド博士の興味のある分野を紹介するというセミナーです。今回は「Wheel 

Of Change」というテーマで人と社会の変化のサイクルとそれぞれのステージ

において変化を後押しするテクニックを学びました。



特に印象に残ったのは、反逆者(REBEL)と呼ばれるステージにいる人への対

処法です。反逆者は相手に対してとことん「NO」という傾向の人です。多くの

カウンセラーやセラピストはこういう人を苦手とします。


「あなたの問題を聞いて、◯◯という方法を試したいと思います」

「それはうまく行かないと思います。似たようなことをもうやりました」

「それとは~というところが少し違うんですよ」

「大して変わらないでしょ。私はそういうのは嫌いなんです」


こういうやり取りになってしまうのでやりにくいのです。



こういうケースの対処として挑発セラピーが紹介されました。一般的にはカウ

ンセラーやセラピストはクライアントとラポールを取る(信頼関係をつくる)

のですが、挑発セラピーではあえて反対のことをします。その反対アクション

が全部で36通り定義されています。クライアントが「家族といるとイライラし

ます」と言ったケースを例としていくつか紹介しましょう。


●信じない

「またまた~。あなたみたいな人がイライラなんてしないでしょ」



●関係ない事を言う

「リサーチによるとそれは地球の磁気が狂っているのが原因ですね。最近その

  ような症状の人が劇的に増えているのですよ」



●本人以外の原因にする

「それはあなたのせいではないですよ。あなたの家族がわるいんです。それか

  家の風水がわるいかもしれない・・・トイレは北向きではありませんか?」


●徹底的に一般化する

「今人類は歴史的なイライラの渦中にいます。いや人類だけなく地球上の生物

  全てがここ2000年間フラストレーションをかかえています。これは後3000年

  続くでしょう」



●最悪のアドバイスをする

「イライラしてた方がいいですよ。あなたが感じる感情の中でイライラが一番

  マシなものでしょう」



●突然歌を歌う

「北の~酒場通りには~長い~髪の女が似合う~♪」



最後のは古いですね(^_^;)

挑発セラピーの目的はうまく行っていないプロセスを止め、変化を起こすこと

です。カウンセラーが何かを提案しクライアントが反対するというプロセスを

逆に回します。そのためにあえてクライアントを刺激します。クライアントは

カウンセラーを好きにはならないでしょうが、望ましい変化が起きる可能性は

高まるわけです。



ボルスタッド博士は挑発セラピーをご自身では多用しないし、使うケースでは

クライアントの了解を取ってから行うと言ってます。私もこのまま使おうとは

思いませんが、クライアントの問題にはまっているプロセスを中断するために

共感しすぎなかったり、笑いを入れたり、客観的な視点を持ちだしたりするの

は通ずるものがあります。



セミナーの中で実際にクライアントとしてセッションをしてもらったら、問題

を起こしている自分のプロセスが中断されまくった経験をしました。

カウンセリングに関わらず、コミュニケーションの幅を広げたり、視点を変え

たりするためにはとても役立つものでしょう。



好感度を70%上げる方法

今回はオランダのナイメーヘン大学の調査から、好感度をすぐに70%アップ

する方法をお伝えしましょう。



研究チームはウェイトレスに二通りの方法で注文を取るように依頼しました。

ひとつは、丁寧に注文を聞き「はい、分かりました」のように返事をする方法。

もうひとつは、注文をひとつひとつ繰り返す方法です。



注文を繰り返す方法は丁寧な応対に比べて、チップがなんと70%も増えました。

注文を繰り返すだけでこんな大きな違いが起きるというのはスゴイですね!

チップというのは良いサービス・対応に払うものですから、ウェイトレスの

好感度が70%上がったというようにも言えるでしょう。



これはNLPでバックトラッキングと呼ばれる方法です。相手の話を聞きながら、

相手の言葉を繰り返す応答の仕方です。例えば、


「夏休みに沖縄に行ってきれいな海で泳いだんです。そうしたらウミガメを

  見たんです」


という話を聞いた時に


「そうですか」というのが一般的な相づちで


「ウミガメ見たんですか」というのがバックトラッキングです。



大した違いはないように思えるかもしれませんが、ずいぶん違うというのを上

の実験結果が示しています。実際に誰かと話す場面でバックトラッキングをし

てみると、相手がうなづいたり「そうそう」と言ったりして、「分かってくれ

た」という反応をよくするのに気がつきます。



小さな子どもと話している時だと、子どもの言葉を繰り返している人も多いの

ではないでしょうか。


「今日、公園でブランコしたんだー (^^)」

「ブランコしたんだね (^^)」


何となくその方が相手に寄り添う感じがすると分かっているのかもしれません

ね。



NLPの使い方:婚活でしてはいけない質問3 「なんで結婚していないんですか?」

前々回、前回から続きます。


「タレントの〇〇さんがガチンコでお見合いをする番組を作っているのですが、

  〇〇さんが「なんで結婚していないんですか?」のようにズバッと質問をし

  てしまい、相手の方が引いてしまいます。もっと良い聞き方はありません

  か?」


という質問に対して私は、


「まず最初に信頼関係を築くことが必要」


と答えました。この事は前々回と前回に書きました。


今回は、相手が引かないように


「なんで結婚していないんですか?」


という事を尋ねる方法についてお伝えしましょう。



まず、質問の尋ね方で言葉と同じくらい或いはそれ以上に大切なのは表情や声

の使い方です。デリケートな質問は柔らかい声で穏やかな表情で聞くのがいい

でしょう。たとえ知りたくて仕方がない事でも、刑事が犯人を尋問するように

矢継ぎ早に尋ねたり、高圧的に聞いてはいけません。



言葉の工夫の仕方としては、間接的な質問方法というのがあります。


「あなたのような人がなぜ結婚していないのか、私にはとても不思議です」


のように質問を文章の中に収めます。文章自体は疑問文ではないのですが、

相手は文章の中の質問を聞いて答えを考えるので、信頼関係ができていれば

答えてくれる確率は高いでしょう。



「言いたくないでしょうから、なぜ結婚していないのかは話さないでくだ

  さい」


のようにわざと否定文にする方法もあります。これも同じように相手は質問に

ついて考えます。


色々と質問方法はありますが、大切なのは信頼関係、そして言葉以上に非言語

のコミュニケーションを適切に使うかです。



テレビを見ているとお笑いの○○さんは時々キレキャラのようです。うまく

ソフトに聞けるといいのですが。。。



婚活でしてはいけない質問2 ミラーリングの誤解

前回から続きます。


「タレントの〇〇さんがガチンコでお見合いをする番組を作っているのですが、

  〇〇さんが「なんで結婚していないんですか?」のようにズバッと質問をし

  てしまい、相手の方が引いてしまいます。もっと良い聞き方はありません

  か?」


この質問に対して私は


「どんな質問をするかの前に適切な関係を築く必要があります。相手と信頼

  関係を作る必要があります」


と答えました。すると


「それも他の所で聞きました。ミラーリングですよね。相手と同じ動作をすれ

  ばいいと教わりました」


「でも相手がコーヒーを飲んだからといってコーヒーを飲んだりしたらダメで

  すよ」


「えっ! 違うんですか!? そう聞きましたが」



これはミラーリングに関してよくある誤解です。一般の方だけでなく、教える

立場の人まで誤解して教えている場合がよくあります。


ミラーリングは短時間で信頼関係を築くために、相手と同じ姿勢や動作をする

ものです。しかし話をしている相手がなんでもかんでもあなたと同じ動作を繰

り返したらどう思いますか?


・コーヒーを飲めばコーヒーを飲む

・頭をかけば頭をかく

・携帯でメールをチェックすれば相手も携帯をいじる


猿真似をされてバカにされているような気分にならないですか?



ミラーリングは猿真似をするものではありません。

姿勢や動作は人の気持ちや状態を表します。背筋をピンと伸ばして座っている

時と背もたれによりかかっている時では違う気持ちを感じますよね。

自分が背筋を伸ばして話をしているのに、相手が足を投げ出してダランとした

姿勢で聞いていたら真剣に話を聞いてくれていると思えますか?

逆に背もたれによりかかってリラックスして話している時に、相手が前のめり

でスゴイ真顔でバッチリ目を覗き込んで話を聞いていたら落ち着かない気分に

なりませんか?



自分と相手の姿勢や動きに現れている状態が大きくかけ離れていると話しづら

いのです。姿勢や動きを合わせる事により気持ちや状態も同調させ、共感して

いる事を相手に分かるようにするのがミラーリングです。

コーヒーは只飲みたいから飲むのです。頭はかゆいからかくのです。共感しな

くてもよいのです。

本質的に何を達成するための技術かを理解せずにやり方だけを覚えると逆効果

になってしまう事があるのです。



次回は関係を築いた後に


「なんで結婚していないんですか?」


という質問はどう聞けばよいかをお伝えします。



婚活でしてはいけない質問

先日、テレビ番組を制作している方からお問合せのお電話をいただきました。


「タレントの〇〇さんがガチンコでお見合いをする番組を作っているのですが、

  〇〇さんが「なんで結婚していないんですか?」のようにズバッと質問をし

  てしまい、相手の方が引いてしまいます。もっと良い聞き方はありません

  か?」


〇〇さんは有名なお笑いのタレントさんです。

制作者の方は〇〇さんがお見合いでうまく行くように、いくつかの教育団体や

結婚相談所にアドバイスを求めたそうです。その方は学んだ事のいくつかを

教えてくれました。結婚相談所の方からは


「なぜ結婚していないの?」


という質問はタブーだと言われたそうです。



もしかしたら結婚していない事にコンプレックスを感じている方が多いので

しょうか。そうだとすると相手に不快感を与えかねない質問は避けるのは、

分からなくもありません。



しかしNLP的には、違う考え方になります。

言葉の意味は字面通りに受け取られるとは限りません。言葉の意味は話し手と

聞き手の関係性や、非言語のメッセージによって変わってきます。

極端な例で説明しましょう。



初対面の異性とまだ打ち解けていないうちに、「なぜ結婚してないの?」と

聞かれたら、答えるのに抵抗感を感じるかもしれません。

では、3歳の子どもに「なぜ結婚してないの?」と聞かれたらどうでしょう?

「どうやって答えようかな・・・」と考えるかもしれませんが、それは答える

事への抵抗感とは違うものでしょう。



逆にどんなに言葉を選んで質問しようが、適切な関係性ができていなければ、

聞き手は質問される事や答える事に抵抗を感じてしまいます。コーチングを

習いたてのコーチが、飲み会の席等で友だちに質問をして煙たがられる事が

あります。そこでは共通の目的に向かってコーチングをするという関係性が

築かれていないからです。相手は飲み会の席ではただ単に愚痴をこぼしたい

だけかもしれないのです。



言葉に注意するのも大切ですが、言葉の意味を意味通りに受け取ってもらうに

は適切な関係性が築かれている必要があるのです。



褒め言葉のマジックワード「どうして・・・?」

昨日はNLPプラクティショナークラスで影響力を高めるコミュニケーションを

テーマにしました。20世紀最高の心理療法家と呼ばれるミルトン・エリクソン

のコミュニケーション・パターンです。



ミルトン・エリクソンの治療は一見すると何をやっているのか分からないよう

なものでした。暴れん坊の不良少年にたった一文の言葉を伝えただけで少年は

翌週から更生しました。おねしょをしてしまう少年に野球の話をしておねしょ

を治してしまいました。そんな大きな影響力を持つ言葉と非言語コミュニケー

ションを学んでもらいました。



ひとつ例を上げましょう。

「あなたは歌がうまいですね」と言われたら、あなたはどう反応しますか?

「ありがとう」と答える人もいるし、

「そんな事ありません」と謙遜する人もいるでしょう。


では、「どうしてそんなに歌がうまいのですか?」と聞かれたらどう反応しま

すか?

「この歌は何回も練習したんです」と答えたり、

「カラオケは好きなんです」のように、多くの人は理由を探して答えるでしょ

う。


質問に答えている時は、「歌がうまい」という前提を受け入れています。

「歌がうまい」事を受け入れなければ質問には答えられないからです。


直接褒められたら否定されてしまうかもしれませんが、「どうして?」という

質問にする事で否定されずに受け入れられやすくなります。



このちょっとした言葉の違いだけで、相手の反応は大きく変わってきます。

あなたのメッセージをより相手に届けやすくなるのです。これはカウンセリン

グの場面でクライアントに自分のポジティブな側面を受け入れてもらうことに

使えます。子育てで子どもを褒めるために言う事ができます。少し工夫をすれ

ば営業の場面でお客さんに買う気を起こさせる事もできるでしょう。



このような言葉の違いはいくつもパターンがあります。NLPのこのパターンを

学ぶことによりより影響力を増し、あなたの望むコミュニケーションを得る

可能性を高まることができるのです。



五感を活かして観察する


前々回に料理を食べて「美味しい」の一言でまとめてしまうのは

グルメ記事を読んでいるのと同じようだと書きました。話を聞くことについて

も同じような事があります。



話相手の眉間にシワが寄ったらどう思いますか?

「あれ? 何か変な事を言ってしまったかな?」と怒らした事を心配するかも

しれません。


もし話相手がため息をついたらどうでしょう?

「退屈してるかな?」と思うかもしれませんね。



そうやって相手に注意を払っているのは良いことだと思います。しかし、怒ら

したとか退屈させたと自動的に解釈してしまうのは考えどころでしょう。



相手をよく知っていて、その人の反応パターンが分かっているのであれば、

すぐに相手の状態が分かって対応が取れてよいでしょう。

しかし、そうでないならその解釈は当たっていないかもしれません。

眉間にシワが寄ったのは何かの香りが鼻に入ってきたかもしれません。

ため息をついたのは不意に何かを思い出したのかもしれません。

あなたの話とは全く関係がないかもしれないのです。



つまり、「怒っている」というのは「眉間にシワが寄った」という観察につけ

た言葉のラベル(意味)であり、観察そのものではありません。


「退屈させた」というのも「ため息をついた」という観察につけた言葉の

ラベル(意味)であり、観察そのものではありません。



自動的なラベル貼りは速く対応が取れるという点では役に立つものです。同時

にラベルが的外れの場合は不適切な対応をしてしまう事になります。そうしな

いために、確信が持てない場合はどういう意味かを相手に確認する事ができ

ます。


「今、眉間にシワが寄りましたが、私は何か気に障る事を言いましたか?」

「ため息をつかれましたが、そろそろ切り上げた方がよろしいですか?」


のように確認できます。


大切なのは観察とラベル(意味)が別のものであると知っている事です。

知っていれば、必要なときに確認できるのです。



臨場感豊かに話すコツ

前回「五感を活かして話す」というテーマで書いたら、沢山の反響をいただき

ました。それに気を良くして今回も同じテーマで続きを書きます(^^)

今回は五感を使って臨場感豊かに話をするためのひとつのコツをお伝えします。

それは体験した時間の長さと話す時間の長さを同じにする事です。



「テレビで紹介されていたイタリアンに行ったんです。最初にカルパッチョと

スープとパスタを頼みました。そしたら、なぜかパスタが先に出てきたんです。

しかたがないのでパスタを食べたら、これが美味しいんです。モリモリ食べて

たらカルパッチョが来ました。これも酸味が効いていてイケテました。次に

スープが来て・・・」


この話を話すのにかかるのは大体30秒ほどでしょう。そしてこの話の実際の

体験時間はどのくらいでしょう。注文からスープが来るところまでだと、10分

~30分くらいでしょうか。実際の体験を1/20から1/60に圧縮して話をしていま

す。これは簡潔で良いのですが、その分五感の情報が失われてしまいます。

五感の情報を臨場感豊かに伝えるためには、体験した時間と同じくらいの時間

で話するという方法を取ることができます。


「パスタが深さのある白い皿に入って来ました。薄黄色のパスタに真っ赤な

トマトソース、その上に緑のバジルが色鮮やかでした。コツンという音と共に

テーブルに置かれると、白い湯気と共にトマトの酸味を含んだ香りが鼻に

すーっと入ってきたんです。フォークでパスタを巻くと柔らかなソースがよく

絡みました。口に入れるとバジルの爽やかな香りとトマトの甘味と酸味が舌の

上にサーっと広がって、柔らかな歯ごたえのパスタはわずかに芯のシコシコ感

が残っていました」


この話しも30秒ほどで話せます。そしてこれを実際に体験する時間も数十秒

から1分ほどでしょう。先程の話に比べて、話す時間と体験時間が大分近づき

ます。このことによって五感の情報を濃厚に伝えることができるのです。



もちろん、全ての話にこの話し方を使っていては時間がいくらあっても足りま

せん。話を要約したり、抽象化して伝える事ができる能力は素晴らしいもので

す。一方で話を要約しすぎると臨場感が失われます。どちらの話し方で話すの

かを選べるようになると、状況に応じて相手に応じて最適のコミュニケーショ

ンがとれるようになるのです。


五感を活かして話す



今週のクラスでは、五感の感覚を磨いて観察力を高めるワークを行いました。

楽しかった体験を五感を活かして詳しく話すという練習を行いました。

簡単そうに聞こえるかもしれませんが結構多くの方が苦労をします。

例えばこんな感じです。


グルメをテーマにして話をしている方の場合、


「すごく美味しかったです」

「盛り付けがキレイでした」

「香りが良かったです」


といったことを話されますが、これは五感レベルの話ではありません。これは

五感の経験に言葉で貼った「ラベル」の話です。


「美味しい」というラベルを貼る前には、味や食感があります。

「塩がきいていた」「酸味があった」「サクッとした食感を前歯に感じた」

「滑らかな舌触り」というのが味覚の経験です。


「キレイだった」というラベルを貼る前には、目で見えた映像があります。

「真っ白な大きな皿に緑・赤・黄色の野菜サラダが盛られていて周りに茶色い

  ドレッシングで円が描かれてた」というのが視覚の経験です。



言葉のラベルは膨大な五感の情報を一言でまとめるのに便利です。簡潔に話を

伝えるのに役に立ちます。


一方で五感の情報が失われると臨場感が下がります。相手にその料理の素晴ら

しさを伝えたいと思ったら、「美味しい」の一言よりも五感の情報を伝えた方

が効果的です。


それは自分がリアルにその美味しさを再体験することでもあります。五感で

体験を思い出さずに「美味しい」と一言で体験を片付けてしまうのは、料理を

味わずにグルメ記事を読んでいるのと同じです。五感の感覚を磨きリアルに

再体験することで、何回もそれを楽しむことができるのです。


名演説家と言われる人は、五感で臨場感を豊かに伝える話をします。注意して

聞いてみると面白いですよ。
 
 

リストラされて絶望している人になんと言いますか?


昨日はNLPプラクティショナークラスでリフレーミングをお伝えしました。

リフレーミングとは、言葉により違う意味を作り出す手法です。例えば、


「私は勉強ができないので、成功なんてできっこありません」


この文章を違う意味を作り出すために変えます。


「あなたは勉強ができなかったから、勉強ができない子どもの気持ちがよく

  分かるでしょう。スクールカウンセラーとしては成功できるかもしれません

  ね」


上の例は、前半の「勉強ができない」はそのままに後半部分を変えました。


前半部分を変える事もできます。


「私はリストラされたので、もう終わりです」


今度は前半の「私はリストラされた」を変えます。


「あなたがなぜリストラされたかを考えなかったら、あなたは終わり

  でしょう」


意味というのは現実世界にはなく、人が頭の中で作っています。リストラされ

て終わりの人はいるのかもしれませんが、そうでない人は沢山いるでしょう。

しかし、「私はリストラされたので、もう終わりです」と言っている人はその

事を真実のように捉えて苦しむわけです。リフレーミングは意味を変える事に

より、人の心身状態を変えます。


ひとつの出来事から意味はいくらでも作れますから、リフレーミングは簡単

です。しかし、時に常識とか当たり前と思う事をリフレーミングしようとする

と、考える時もあります。


(私は女性が大好きなんです。よくないとは思っていても、同時期に何人もの

  女性と付き合ってしまうんです)

「同時に複数の女性と付き合うなんて、最低の男ですよね」


あなたならこれをどのようにリフレーミングしますか? この人の気持ちを

良くしたり、軽くしたりするためにどのような事が言えるでしょうか?

・・・次回に続きます。


黙っていれば誰にも何も伝えずに済みますか・・・


NLPのクラスの中では、素晴らしい結果を残す心理療法家が使っていた、

人を変化させる言葉のパターンをお伝えします。これをお伝えすると、たまに

こう言う方がいます。


「私はこういうのは好きではありません。人を操ったりしたくないんです」


それはそうですね。相手の気持ちも考えずに、人を自分の思うがままにする

のに抵抗を感じる方は多いでしょう。私もそんな事はしたくありません。

ではどうしたらよいと思いますか? 自然にコミュニケーションを取ればいい

のでしょうか?



こんな場面を想像してください。

あなたは良い事があって、ニコニコしながら会社に出社します。

「おはようございます!」

「おはよう。何か嬉しそうだね。良い事でもあった?」

というように、あなたの笑顔は他の人も良い気分にするでしょう。あなたは

特に周りの人を喜ばそうと思ったわけではないけれど、結果的に元気を人に

与えるかもしれません。



こういった経験はありませんか?

仕事で上司に怒られました。上司がそうするように指示したのに、間違って

いると言われてしまいました。理不尽な指摘にムカムカします。でも周りの人

まで巻き込みたくないので、黙って席に戻り仕事を続けます。ところがフト

周りを見渡すと、なんとなく雰囲気が張りつめています。顔を上げても誰も

目を合わそうとしてくれません。トイレに立ち、鏡を見ると眉間にシワが

寄っていました。。。



良きにつけ悪しきにつけ、私たちはコミュニケーションを取っています。言葉

でコミュニケーションを取るときもあるし、表情や態度でコミュニケーション

を取るときもあります。意識的に何かを伝えようとする時もあるし、無意識の

内に何かが伝わっている事もあります。



私たちは誰かと共にいる時、コミュニケーションしないでいることはできま

せん。たとえ黙っていたとしても、黙っている事でそこにいる人に何かを

伝えています。



そうならば、意図を持ってコミュニケーションしたくないですか? あなたが

相手に対する影響を考えなくても影響を与えているならば、意図を持って影響

を与えたくないでしょうか? 意図なく行うコミュニケーションよりも意図を

持ったコミュニケーションの影響力を高め、伝えたいメッセージをより確実に

伝えたくないでしょうか?


あなたがそこにいるだけで、微笑むだけで、ちょっとした言葉を発するだけで、

相手が幸せを感じられるとしたら、それこそがコミュニケーションの喜びでは

ありませんか?



新聞は読んだほうがいい?

昨日、山手線の中で朝日新聞のこんな広告を見ました。


「新聞を読んで思う「なぜ」は、自分の意見の第一歩なんだよ」




この広告は、一見すると「まあそうだよね」と思うだけかもしれませんが、実は隠されたメッセージが込められています。


おそらく広告主が一番伝えたいのは、


「新聞を読みなさい」という事でしょう。


ところが、この広告は「読みなさい」とは言っていません。どうしてでしょうか?


人は、誰かから命令されると、反発する傾向があるからです。


この広告は、「読みなさい」と言う代わりに、「新聞を読む」事はあたりまえだよとのメッセージを伝えています。


なぜなら、「新聞を読んで思う「なぜ」」を持つためには、新聞を読む必要があるからです。


「新聞を読む」事は、隠されたメッセージとして埋めこまれています。
「新聞を読みなさい」というメッセージは、表立って言われていないので反発することができません。メッセージは自然に受け入れられるのです。




これは、ミルトン・エリクソンという催眠療法家が得意としていた言葉の使い方です。NLPでは、このように自然と相手に受け入れられる言葉の使い方を学びます。

それによって、言葉によって相手に操作されない防御策を学ぶこともできます。




そして、朝日新聞の広告にはもうひとつメッセージがあると、私は思います。


「新聞を読んで思う「なぜ」は、自分の意見の第一歩なんだよ」


この「なぜ」は、

「なぜ日本の先行きは暗いのだろう?」

「なぜこの事件が起こったのだろう?」

のように、新聞記事の内容の原因を探る「なぜ」と、多くの人は読むでしょう。


そこには、新聞に書かれている事は真実である、とのメッセージが隠されているのではないかと、私は思います。

新聞記事は真実として、そこから先の「なぜ」を疑問として持つのが自分の意見の第一歩だと言っているような気がします。




ちょっとうがった見方かもしれませんが、


「なぜ新聞社はこの記事を書いたのだろう?」


あるいは


「なぜ新聞社はこのように記事を書いたのだろう?」


という所から疑問を持つのが、「自分の意見の第一歩」だと思います。




新聞社も意志を持つひとつの存在(法人)です。

新聞に掲載される記事は、新聞社によって選択されています。

新聞を読むならば、新聞社もコミュニケーションの相手として見て、その意思を考慮して読むのが、自分の意見を持つ第一歩なのではと思います




言葉は考える道具です。


優秀な人たちの言葉の使い方を学ぶことは、思考のレベルを上げることでもあるのです。





うまく行っているコミュニケーションの特徴 その3

うまく行っているコミュニケーションでは話し手と聞き手のペースが合っている事を前回書きました。これは心理学の実験でも確認されています。


ではこれを実生活にどう活かせばよいのでしょうか? 

話は簡単で逆に使えばよいのです。うまく行っているコミュニケーションでは話し手と聞き手のペースが合っている、という事は逆にペースを合わせればコミュニケーションはうまく行くのです!


相手が嬉しそうに自分の目を見て話をしているのであれば、自分も相手の目を見て嬉しそうに相づちを打ったり、コメントをしたりする。


相手が小さな声で深刻に話をしているのであれば、自分も小さな声で落ちたトーンで話をする。


相手が顔を傾けてしかめ面をして話をしているのであれば、自分も顔を傾けて難しそうな顔で話を聞く。


単純すぎるような気がするかもしれませんが、このように表情、姿勢、声のトーン・大きさ、息遣いなどを合わせると、コミュニケーションが良好になる事が実験で確認されています。


考えてみてください。

ムスッとした顔の人に楽しい話をしたいですか? 

「え~それでそれで!?」とノリノリで聞いてくる人に深刻な悩みを打ち明けたいですか?


同じペースで聞いてくれる相手に、人は話をしたくなります。自分と同じペースで相手がいてくれていると、きちんと話を聞いてくれているという感覚が得られます。あなたが本当にきちんと話を聞くのは重要です。そして、それが相手に伝わる事も重要なのです。そのための効果的な方法がペースを合わせることです。NLPではこれはラポールといって、トレーニングの最初に学ぶ最も重要な技術のひとつです。


これは本当によく効くのでぜひ実際に試してみてください。特に苦手な人にやるとこれまでとの違いが実感できると思いますよ!



うまく行っているコミュニケーションの特徴 その2

前回からの続きです。

・公園のベンチで彼氏と彼女が楽しそうに話をしている

・カフェで女性が友達に涙ながらに悩みを相談している

・オフィスで上司と部下が真剣に課題を検討している


それぞれの場面で登場人物、話の内容、話している様子は全く違いますが、これらのコミュニケーションがうまく行っている事は分かるでしょう。ではどうして分かるのか?
それは、話し手と聞き手のペースが合っているからなのです。


ペースが合っているというのは、表情、姿勢などの目に見える部分、声の大きさや話すスピードや使う言葉などの耳に聞こえる部分、呼吸やテンションなどの身体で感じる部分それぞれで、話し手と聞き手が同じようになっているという事です。


公園のベンチで彼氏と彼女が楽しそうに話をしている時は、二人とも笑顔で、相手の顔を見ているでしょう。声は弾むようなトーンで大きめのボリュームになるでしょう。


カフェで女性が友達に涙ながらに悩みを相談している時は、二人とも沈んだ表情で、うつむいているかもしれません。声は重々しいトーンで小さめのボリュームになるでしょう。


オフィスで上司と部下が真剣に課題を検討している時は、考え込むような表情で、顔を傾けているかもしれません。声は真剣なトーンで適度なボリュームになるでしょう。


このように、うまく行っているコミュニケーションでは話し手と聞き手のペースが合っているのです。


ではこの知識を実際にあなたのコミュニケーションを改善するためにどう使えばよいかを、次回お伝えします!


うまく行っているコミュニケーションの特徴


NLPを学んで大きな効果を感じられる分野のひとつが、人とのコミュニケーションです。人との話の質を上げたり、楽にコミュニケーションが取れるようになります。大まかに言うと、コミュニケーションがうまく行くようになります。


では、うまくいっているコミュニケーションの特徴って何だか分かりますか?
その特徴が分かれば、具体的にコミュニケーションをうまく行かせる方法が分かると思いませんか?


例えば、公園のベンチで彼氏と彼女が楽しそうに話をしているのを想像してください。
この2人のコミュニケーションがうまくいっていると分かると思います。では、どうしてうまくいっていると分かるのでしょうか?
笑顔だから?
笑い声が聞こえるから?
視線が合ってるから?


場面変わって、カフェで女性が友達に涙ながらに悩みを相談しているのを想像してください。友達は親身に話を聞いています。ある意味、この2人もコミュニケーションがうまくいっている、女性は心を開いている、友達は共感しているというのが分かりますよね。では、どうしてうまくいっていると分かるのでしょうか?
笑顔ではありませんね。
笑い声も聞こえません。
女性の視線は下に落ちています。


更に場面は変わって、オフィスで上司と部下が真剣に課題を検討しているのを想像してください。2人とも真剣な顔つきで話しあっています。この2人もコミュニケーションがうまくいっている、真剣に話し合っているというのが分かりますよね。では、どうしてうまくいっていると分かるのでしょうか?
顔は真剣、ちょっと怖い顔つきです。
声もはずんでいるわけではありません。
視線は書類と相手と行ったり来たりです。


実は、この3つの場面にはひとつの共通点があります。
それが、うまくいっているコミュニケーションの特徴なんです。
それは・・・次回お伝えします!



言葉でイライラを止める方法


昨日はNLPプラクティショナーコースでリフレーミングという技法をお伝えしました。


絵画に架けられているフレームが、シンプルな木の物の時と派手な装飾が施されている金の物の時では、絵画から受ける印象が大分違うと思います。その事を比喩として、物の見方(フレーム)を変えて、出来事から受け取る意味を変化させることをリフレーミングと言います。


NLPでは、出来事そのものには意味はないと考えます。意味を作り出しているのは、人です。


簡単な例をひとつ書きましょう。
子どもが友達と家の中で大声ではしゃいで遊んでいます。
お母さんはうるささにイライラします。
そうなって当然だと思うかもしれません。
しかし、出来事自体には何の意味もありません。「うるさい」という意味付け、そして「イライラ」という状態を作っているのは、お母さんの受け取り方です。

リフレーミングすると、例えばこうなります。

「子どもが家の中にいなくて、いつまでも帰ってこなくて、家の中がシーンと静まりかえっていたら、イライラしませんか?」

子どもがいない事がイライラする事だ、だから子どもの遊んでいる声が聞こえるという事はイライラする事ではない、という意味がこれにより作り出されます。この意味をお母さんが受け入れたら、感情が変わることでしょう。


NLPの開発者、ロバート・ディルツ氏が著作の中で素晴らしい事例を書いています。

ディルツ氏はパブで、大男二人組に絡まれました。

「俺達はケンカをしたいんだよ」

「君たちは私の2倍も体が大きいじゃないか。これはケンカにすらならないよ。」

「いーや、これは公平なケンカさ。俺達は酔ってるからな」

「それは、父親が14歳の息子を傷めつけた挙句に、俺は酔ってるから公平だと言うのと同じじゃないか?」

男たちはそれを聞いた後は絡まなくなりました。

これは彼らが14歳の時に度々起こったことだろうと思って言ったと、ディルツ氏は書いています。
こんな言葉の使い方ができたら、格好良くないですか?

つきあい始めの恋人と、長いつきあいの相手への「愛」の伝え方


「言葉と魔法は、はじめはひとつであり同じものだった。今日でさえ、言葉はその魔術的なパワーの多くを維持している」

ジークムント・フロイトの言葉です。


言葉の使い方で面白いのは、「同じ意味」の事を言ったつもりでも、「表現」の違いで、相手への伝わり方がかなり異なるものになるという事です。


NLPの言葉の使い方の中に、名詞化というものがあります。
本来、時間的経過を伴うプロセスを、名詞にしている言葉です。
例えば、以下のような例です。

プロセス → 名詞

聞く・話す → コミュニケーション
関わっている → 関係
落ち込んでいる → ウツ
生きている → 人生


プロセスを名詞にするとどうなるかというと、「時間の経過のある一連の動き」が「時間の経過がない静止して固定化した状態」になります。

あなたの中にイメージを浮かべながら、以下の文章を読んでみてください。

「彼女とぼくは、とても楽しくおしゃべりしました」

動画が見えるのではないですか?

「彼女とぼくのコミュニケーションは良好です」

今度は、静止画が見えますか?


では、名詞化の言葉はどのように使うと効果的でしょうか?

「君への愛はずっと同じだよ」

愛しているよと言う代わりに、「愛」という名詞を使うと、愛情関係が変わらずに永続的に続くような意味を持ちます。結婚のプロポーズや、結婚記念日に送る言葉として良いと思います。


一方で、

「君を愛しているよ」

と言うと、「今」その人が愛してくれている動きと臨場感が出ます。告白をする時、付き合い始めの時期に関係を深めたい時に、相手にストレートにインパクトを与える言葉として良いと思います。


今思い出しましたが、昔のCMで

「ダイヤモンドは永遠の輝き」

というキャッチコピーがありましたね。

「輝き続けます」という代わりに「輝き」という言葉を意図的に使っていたんでしょうね。



宇宙人が話を聞くと


昨日はNLPプラクティショナーコースで、メタモデルを教えていました。
メタモデルは、本人にとって役に立っていない思い込みを取り外すための質問パターンです。

意味は外界の事実や出来事にはないということを、NLPでは前提としています。
意味は、人が頭の中で作っているということです。
日本人の多くは、お葬式では悲しんだり、亡くなった人を惜しんだりしますが、世界にはお葬式でどんちゃん騒ぎをする民族もいます。彼らにとって、死は天国に行くめでたいイベントなのです。


こういった思い込みは、人の会話を横で見ているとよく分かります。

「高校生の娘が学校に行かないから困っています」というお母さん。

「学校に行かないと困りますよね」と納得する聞き手。

横で見ている私は、娘が学校に行かないとなぜお母さんが困るのかよく分かりません。問題の構図としては、「商店街のパン屋のおじさんが健康診断に行かないから、お客さんの私が困ります」、というのと同じではないですか? 人の行動で自分が困っているわけです。


こういう場面で、メタモデルの質問が役に立ちます。

「娘さんが学校に行かないことが、どのようにお母さんを困らせるのですか?」

「私は行きたくないなら行かなくてもいいと思っています。だけど、娘が学校に行かないと、私が夫に怒られるのです」

他にも答えはいくつも考えられます。

「将来仕事につけなかったら、自分が死んだ後どうなるかと心配です」とか

「授業料を無駄にしたのがもったいないと思って」とか

「家でぶらぶらしているのが頭にきます」などなど


自分が他の惑星から来た宇宙人だと思って、話を聞くといいかもしれません。

宇宙人は、翻訳こんにゃくで人間の言葉は聞けるけど、人間の思考プロセスを推測できないのです。

「残業がなくなって給料が減ることが、どのように心配なの?」

「体力がなくて、休日は家に寝たきりなことが、どのように問題なの?」

「家族との関係がよくないことが、どのように困るの?」

真っ白な頭の中に好奇心を持って話を聞くと、宇宙人は人間の事が理解できるかもしれません。



身体の硬い人はコミュニケーション下手?

 
内田樹先生のこの記事がとても興味深かったです。

=>「あの、ちょっと」な本について
http://blog.tatsuru.com/2010/09/27_1648.php"


”・・・たぶん「公共性」に対する配慮の差なのであろうと思う。
つまり、「私の言葉ははたして他者に届くだろうか?」というコミュニケーションの存立についての配慮よりも、「私の言葉は正しい」という真理性の挙証の方を優先させるタイプの人・・・


内田先生は、このような人を「あの、ちょっと的な言動をする人」と呼んでいます。
そして、以下のように続けています。


”(道場のような)身体的な技法教授の場においては、妄想的な言動をあえてするものは少ない。
妄想的であることと、身体技法を学習することは両立しがたいのかも知れない。
むろん、まれには道場でなお「あの、ちょっと」的言動をする人もいないことはない。
だが、彼らは例外なしに身体が硬い。
肩や肘の関節が硬くてほとんど曲がらない。
ミラーニューロンが機能不全で、簡単な動作を模倣することができない。

(中略)

これらの断片的事実から推論される結論は意外なことに「公共性と身体性は相関する」ということである。
書いている私もびっくりである。”


この記事を読んで、「まさにその通り」と感じました。
公共の場で挙動不審な言動をしている人は、身体の柔軟性に欠けるような気がしないでしょうか?
自分の事を振り返っても、相手とうまく意思疎通できない時や頑固な考えに陥っている時は、身体が硬くなっているように思います。


ミラーニューロンというのは、自分が行動する時と人の行動を見ている時に同じように活動する脳の神経細胞です。例えば、自分が鉛筆を握る動作をした時と人が鉛筆を握るのを見ている時に同じように働きます。これにより、他人の意図を理解したり、感情に共感したりすることが可能になると言われています。

ミラーニューロンがうまく働いていない人は、他人の動作をうまくまねられない。また他人の反応の理解度が低いので、「ちょっとあれ」なコミュニケーションになってしまう、ということを内田先生は言われているのだと思います。


私がコミュニケーションのトレーニングを行う時、必ずラポールというテクニックをお伝えしています。ラポールは、信頼関係を短時間で築くテクニックです。どのようにするかを一言で言うと、相手のモノマネをするのです。

モノマネと言っても、コロッケが美川憲一の真似をするようにやるわけではありません (;^_^A
聞き手は、話し手とペースやテンションを合わせるために、姿勢や表情、動き、声の大きさ等を合わせます。すると話し手は、聞き手が話に乗ってくれている、感情を理解してくれていると感じ取れるようになるのです。

ラポールを教える時、相手に合わせられる幅を広げるために、スッゴク速く話したり、逆にゆ~っくり話したりする練習を行う時があります。また、ボソボソと話したり、ハッキリクッキリ話したりもします。これは多くの人にとって、なかなかヤリガイがあります。自分の枠というのはスゴク慣れ親しんだものなので、超えるのには練習が必要なんです。

内田先生の記事を読んで思ったのは、このトレーニングってまさに身体性の柔軟性を高めるものだな、ということです。口や喉の使い方や呼吸の仕方を変える必要があります。身体の使い方の柔軟性が必要なのです。

コミュニケーション力を高めるには、心もそうですけど、身体の柔軟性も必要なんですね。



ストーリーの効果


先週末はミルトン・エリクソンという心理療法家に関する勉強会に行ってきました。エリクソンはもう亡くなっていますが、20世紀最高の心理療法家と呼ばれ、今でも彼の考え方や手法を学んでいる人が世界中にたくさんいます。


NLPの基本的な考え方やテクニックのいくつかはエリクソンから来ているものですので、私も継続的に勉強しています。


エリクソンの心理療法の特徴のひとつは、ストーリーを語るということです。ストーリーからクライアント(患者)が、自分の問題解決になることを学ぶというものです。


私もストーリーは聞くのも話すのも大好きです。セミナーでも必ず、学ぶ内容に関連するストーリーをお話しています。例えばどのようなストーリーかというのをエリクソンの話からご紹介しましょう。




シンシアという名前の赤ちゃんを突然死で失ってしまった夫婦がエリクソンを尋ねました。妻はとても落ち込んでいて死にたいと言っていました。彼女に向かってエリクソンは言いました。


「あなたは、シンシアと過ごした時間を壊したいのですか。彼女はお腹の中で10ヶ月、生まれてから6ヶ月 もあなたと共に幸福に過ごしたのですよ。そのことを壊してしまうのは間違っていると思いますよ。


ご主人に頼んで、庭にユーカリの木を植えてもらいなさい。ユーカリの木はこのあたりではとても早く育ちます。その若木にシンシアと名づけてほしいのです。シンシアが育つのを見て、シンシアの木陰であなたが座れる日を心待ちにしてほしいのです」




一年後にエリクソンは、女性に会いに行きました。
ユーカリの木は大きく育ち、彼女はその木の周りを沢山の美しい花々で囲んでいました。エリクソンは広い庭の隅々まで案内され、お土産に腕いっぱいのスイートピーをもらいました。


エリクソンは言っています。
「彼女は木を見るたびにシンシアのことを思い出すことができます。花を見るたびにシンシアをとても身近に感じることができます。そして、この話を聞いた人も同じように」自分の大切な人を身近に感じるのです。



何一つ覚えてません


NLPを学ぶ方には、対人関係や感情のコントロールなどの面で自分を高めようとする



方が多くいらっしゃいます。



成長するという気持ち、あるいは周りの人のもっと役に立ちたいという気持ちなどが


感じられます。




そんな気持ちから、自分に厳しくなりすぎる方もいらっしゃいます。


「NLPを学んでも、ちっとも身についてないんですよ」


そんな事を言われたりします。


私から見ると、明らかに新しいスキルを学び、上達しているのですが、


評価基準が高いのでしょう、満足されていないようです。




更に上達したいという気持ちはとても役に立つものですので、


その気持ちを持ち続けるためにも、出来ていることは正当に評価して


ほしいと思います。




私はこんなことを言ったりします。


「そうですね。私から見てもちっとも身についていませんよ!


これまで教えてことは何一つ覚えていませんね。


何一つ使いこなしていません。


NLPはあなたには難しすぎます。


人生の残り時間全てを使っても、到底ものにすることはできませんよ!」




ここまで言うとみんな素で言い返してきます。


「そんなことないですよ。


私にだって出来ていることがあるし、段々上達してますよ!」




シメシメとほくそ笑むのです。



 

誰もいない?






バージニア・サティアという家族療法の創始者が、クライアントとカウンセリングをしているビデオがあります。









「母は私のことを一度も愛してくれた事がないのです!」 と、クライアントは泣きながら訴えています。





「只の一度も無いの?」 サティアはクライアントの手を握り、優しく尋ねます。





「一度もありません!」





「あなたが1才の時に、食事を食べさせてくれたり、お風呂に入れてくれた人はいた?」





「誰もいません!」





「・・・ハニー・・・、それは私には信じられないわ。1才の子どもにはご飯をあげたり、きれいにしてあげたりする人が必要なのよ」









少し笑えるほど、クライアントは思いこみが激しい人のようです。





私たちが同じように「一度も~ない」と言っている時、私たちはその言葉に反する現実が見えなくなります。





「一度もうまくいったことがない」と言っていると同時に、うまくいかなかった事実を一生懸命探し始めます。





自分の言葉が正しい証拠を沢山見つけます。





そして、「一度もうまくいったことがない」ことを証明しようとするのです。









そんな時に「本当に一度もないの?」と質問されると、そうではない事実を探し始めます。





1つの質問が現実を明らかにするのです。







+++++++++++++++++++++++++++++++







ポイントは、





★★★ 「誰もいない?」 ★★★





です。





1つの質問が現実を明らかにしてくれるかもしれません。


質問の前提は?



社内にコーチングの制度を取り入れている企業も多くあるようです。


上司が部下のコーチとして会話している場面を想像してください。




「どうも仕事を正確に行うのが苦手なんです」と部下。


「なぜ仕事を正確にやることができないの?」とコーチ。


「多分、注意力が足りないのではないかと思います」


「では、注意力を上げるにはどうしたらよいと思う?」


「そうですね・・・睡眠を十分にとって仕事に集中したいと思います」




このように目標や問題を抱えている当事者に対処方法を考えてもらう質問をするのがコーチの役割です。


しかし、質問の仕方によっては、逆効果ということもあります。


上の会話で何がうまくいっていないか分かりますか?




部下は「仕事を正確に行うのが苦手」と言っています。


苦手というのは得意ではないという意味で、必ずしも常にできないという意味ではありません。


ところがコーチは、「なぜ仕事を正確にやることができないの?」と質問することにより、


”部下が仕事を正確に行えないこと” を前提としてしまっています。


そこから先の会話はこの前提をベースとして成り立っています。


結果として、部下は自分は仕事を正確に行えないという意識を持ち、その状態で行動をしていくことになるのです。




ではどうすればよかったのでしょうか?


「具体的にはいつ何を正確にできなかったのですか? 正確にできていることは何ですか?」と


コーチは、部下が「苦手」と大括りに言っていることに対して、具体的な出来事を聞いていくべきです。


そこで始めて、何がうまくできていなくて、うまくできていることは何なのかが分かります。


事実が分かってこそ、適切な行動を考えることができるのです。




全ての質問には、質問を成り立たせるための前提があります。


前提が相手を力づけるものなのか、相手の力を失わせるものなのかによって、会話は大きく変わります。



+++++++++++++++++++++++++++++++



ポイントは、


★★★ 「質問の前提は?」 ★★★


です。


質問の前提に注意することにより、会話をより有意義なものにすることができるかもしれません。


 

言葉の前に



上司と部下が会話をしている場面を想像してください。




「A社の提案はどうだった?」


「時間をかけて担当者と信頼関係を築けたので、ようやっと課長にご説明する機会がもらえました」


「そう。それで結果は?」


「提案の内容は理解していただけたようなんですが、今すぐに採用はできないとのご回答でした」


「なんで? 彼らのニーズには応えるように提案したの?」


「はい。商品品質、納期、価格も条件を伺っていたので、それに応えるように提案したのですが、


今すぐに現在の業者を変えるのは難しいとのことでした」


「なぜ変えられないの? 我々の熱意が伝わっていないのではないの?」


「一生懸命やっているのですが。。。すみません」


「次回は私が行くから、一緒に来なさい」


「はい。。。すみません」




みるみると部下の方が落ち込んでいきます。


上司が部下から情報を得いるだけでは、と考える方もいるかもしれません。


そうなのですが、問題は、上司の方の見方にあります。




彼は部下を、「能力のない信頼できない部下」と見ています。


だからこそ、できていない事を想像し、批判的に質問するのです。




もし、上司が部下を、「能力のある信頼できる部下」と見ていたらどうでしょう。


「なぜ変えられないの? 我々の熱意が伝わっていないのではないの?」


ではなく


「君がいつものようにしっかりと説明して十分納得してくれたのに、業者を変えてくれないのはなぜだろう?」と、


部下の仕事を認めた上で更に状況を詳しく聞いたり、部下の考えを引き出すことができたかもしれません。


部下は自分の仕事を認められた感じを持った上で、更に必要なことを考えたり、アドバイスを聞く姿勢を持ったりするかもしれません。




相手に対する見方は言葉に反映されすし、相手はその言葉と態度に反応します。


たとえ言葉を繕ったとしても、見方や態度は伝わるのです。



+++++++++++++++++++++++++++++++



ポイントは、


★★★ 「言葉の前に」 ★★★


です。


相手に対する見方しだいで、言葉や伝わるものが変わるかもしれません。


それではまた。



コミュニケーションの目的は?




先日、とある集まりに、お父さんと3・4才の男の子がいました。


男の子は座敷に座っているお父さんの背中によじ登って遊んでいます。


お父さんは立ち上がり、男の子をおんぶして歩き回り始めました。


「肩の上に足を乗せて座ってみな」と、お父さん。


「やだよ。怖い」と、男の子


「そうか」と、お父さんはあっさりしてます。




しばらくするとまた、男の子は座敷に座っているお父さんの背中によじ登って遊んでいます。


「肩の上に足を乗せて座ってみな」と、座ったままのお父さん。


「こう?」


「そうそう」


男の子がお父さんの肩に座りました。


「立つよ」


お父さんはゆっくりと立ち上がり、歩き始めました。


「動かないで。怖い」


「じゃあ、ここに止まっているね」




しばらくすると、


「少し、動いていいよ」と、男の子。


お父さんはゆっくりと歩き始めました。




最初に男の子が、立ったままのお父さんの上で肩車になるのを怖がった時に、


無理にやらせるお父さんもいるかもしれません。


肩車で歩かれるのを怖がっていた時に、慣れさせようと歩いていたかもしれません。


その方法でも結局はうまく行っていたかもしれません。




しかし、お父さんが望んでいたのは、子どもが肩車をできるようになることだけではなかったようです。


子どもが楽しむこと、そして自分も楽しむことだったように思えます。


そのために、男の子の反応を見ながら、楽しんでいたように見えました。




+++++++++++++++++++++++++++++++



ポイントは、


★★★ 「コミュニケーションの目的は?」 ★★★


です。


本当になにが得たいのかがはっきりしていれば、柔軟な対応を取れるかもしれません。



コミュニケーションの結果は何で計る?



あるセミナーを受講した時のことです。


お昼休みが終わり、午後のセッションが始まりました。


「ここは大事なところですよ」と、講師の方は前置きをして話し始めました。


しかし、食事直後ということもあり、目をつぶり始めた人が何人か見えました。


もう少しして周りを見ると、明らかに睡眠状態に入っている人がいます。


講師の方は、それでも一生懸命に話しをしています。熱心さが伝わってきました。


しかし、昏睡状態になる人は徐々に増えていきます。


結局、彼らが目を覚ましたのは、休憩時間になった時でした。




この話しを聞いて、


「講師が下手だったのだろう」とか、


「話しが難しすぎたのだろう」と考えるかもしれません。




では、これはどうでしょうか?




「この間、お願いした資料、どうなっている?」


「はい・・・これです・・・」


「これ? お願いしたことと全然違うじゃない! あの時、きちんと説明したでしょ」


「はあ、分からないところが有ったので、考えてはみたのですが・・・」


「その事も、ちゃんと説明したはずですよ!」




この事例では、「作業者の方の理解力が足りなかった」とか、


「作業者にとって荷が重い仕事だった」と考えるかもしれません。




どちらの例でも、話し手の話し方が悪かったとも言えますし、


聞き手の理解が足りなかったとも言えます。




原因が何にせよ、問題は相手が聞いていない、理解していないというところにあります。


NLPには、「コミュニケーションの結果は相手の反応である」という前提があります。


あなたがいくら一生懸命に話そうが、懇切丁寧に説明しようが、相手が分からなかったら、


そのコミュニケーションとしての結果は何もありません。




原因を相手に求めることは可能です。


しかし、コミュニケーションによって欲しい結果は、相手の行動であったり、理解であったり、


共感してもらうことであるはずです。


この結果が得られていないとき、得られそうにないとき、その事に気づく必要があるのです。



+++++++++++++++++++++++++++++++



ポイントは、


★★★ 「コミュニケーションの結果は何で計る?」 ★★★


です。


コミュニケーションの結果として、相手の反応に気がつけば、違う対応を取れるかもしれません。



NLPメルマガ無料登録

カンタン!凡人がピカピカの心を取り戻すマガジン

NLP活用事例

  • NLPでやりたいことを発見する
  • NLPでコミュニケーション力を上げる
  • NLPでモチベーションアップ
  • NLPで習慣を改善する
  • NLPで自分を好きになる
  • NLPで視点を変え、心理状態を改善する

NLPスキル

  • エクセレント・サークル
  • NLPカウンセリング
  • NLPコーチング
  • リソース・アンカリング
  • 恐怖症の対処
  • 信念のモデリング
  • 行動のモデリング
  • ヴィジュアル・スカッシュ(葛藤の統合)
  • ポジション・チェンジ(苦手な人とのポジション・チェンジ)
  • ポジション・チェンジ(感謝のポジション・チェンジ)
  • 6ステップ・リフレーミング
  • NLPカウンセリング・メソッド
  • ニューロ・ロジカル・レベルの統一
  • ビジョン・タイムライン

NLP コミュニケーション心理学 【凡人が最高の人生を送るための魔法の心理学】Home



HOME  |  NLP基礎知識  |  Q&A  |  実践されたい方へ  |  お問い合わせ  |  プロフィール

Copyright©2007 identity.,LTD All Rights Reserved.