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NLPで視点を変え、心理状態を改善する

  • 危機の意味
  • 「できないよ」と誰が言えますか?
  • 過去の夢のいくつが今、実現しているか
  • 変わった人をモデリング
  • 記憶の作られ方
  • 記憶の作られ方
  • 筋トレを続けるには
  • アイの物語
  • 自分だけの世界
  • タイムマシンにお願い
  • 生まれてから学んだこと
  • 生まれてから学んだこと
  • がんのありがたさ
  • ウツのリソース
  • 状態のネーミング
  • 感情の感情
  • 人にしかできないこと
  • のび太がジャイアンに勝った日
  • 幸せな人の条件
  • 言葉で味が変わる?
  • いつも?
  • 今、怒るの?
  • 誰もいない?
  • その行動でなにを得ていますか?
  • 地図と土地は違う
  • リソースを見つける
  • 決断をする時に忘れてはいけないこと
  • 玉子が割れたら・・・
  • 誰の話を聴く?
  • 時計を見るとき
  • 自転車を直すには
  • 幸せのルールの作り方
  • 幸せのルールをゆるくする
  • 辛い思い出を軽くする
  • 行き先を決めるのは誰だ?
  • 私はそれをしなかった
  • バカな人はいない
  • その事だけを叱る
  • できることをやる
  • 相手の立場に座る
  • よいコミュニケーションには信頼関係が必要
  • 10億円もらえるとしたら?
  • いったいどうして、それが分かるの?
  • 誰が決めたの?
  • イジメにあっても・・・
  • 象は杭を抜ける
  • 子供を褒めるように自分を褒めよう
  • 行為を認める
  • 問題を時間軸で見る
  • うまくできたことに焦点を当てる
  • リフレーミング - 出来事に違う意味を与える
  • 自分の問題に定義し直す

危機の意味



ビル・オハンロン著「変化の第一歩」を読みました。

オハンロンは、エリクソン催眠のセラピストです。
この本は彼のセラピーのポイントがコンパクトにまとまっていて、
セラピストには参考にしやすい本だと思います。


オハンロンは、危機や問題の意味について書いていました。
人生で起きた危機や問題を、他者とのつながりや貢献という視点で見ると、
全く違う意味が持てるようになるというものです。


危機の例として、飲酒運転で家族を失った人が、それを契機に飲酒運転撲滅や
安全運転推進運動に身を投じたというアメリカのケースがありました。
日本でも同じような事があったのを覚えている方がいると思います。


家族を失うは元より、仕事や財産を失ったり、健康を害したり、人間関係が
うまく行かなかったりというのは、個人にとってはネガティブな意味しか
見つけられないかもしれません。


しかし、他者との関係の中で見てみれば、問題があることが人間関係の結び
つきを深めたり、他人から協力を得られたり、同じような問題を持つ人と
繋がったりすることができます。


本の中では、病気になって初めて、家族がいかに自分のことを愛してくれて
いたかに気づいたという例もありました。


家族療法というものがあります。家族をひとつのシステムとして見て、関係性
を変えることにより、問題を解決するものです。
不登校になった子どもが学校に行けるようになるために、お父さんとお母さん
が子ども抜きでデートをするのが治療になったりします。逆に言うと、
当の本人は思っていなくても、子どもは父母の不仲を解決するために、不登校
になったとも言えるのです。


私たちは意識しようが意識しまいが、人間関係のシステムの中で生きています。
ひとつの出来事は、大きなシステムの視点で見ると、違う意味が見つけられる
のです。




「できないよ」と誰が言えますか?



セミナーで、人の可能性について話をしていました。

大雑把に言うと、

「人は自分でも自身の能力や可能性の全ては見えない。だから、
やりたいことを、能力がないからとかできそうにないからと思う必要はない。
また、人が本当にやりたいと言っていることを止めてはいけない」

といった内容でした。



子どもに関わる人を対象にしたセミナーでしたので、こんな質問が出ました。


「でも、子どもが明らかにできないことをやりたいと言ったら、どうしたら
  よいでしょうか? 絶対に失敗すると分かっていることをやらしても、
  本人が傷ついたり、周りが大変になるだけじゃないでしょうか」


私は、その質問を聞いてある親子の話を思い出し、紹介しました。
お父さんはディック・ホイトさん。息子はリック・ホイトさんという名前の
アメリカ人です。


リックさんは出産時の事故でほとんど身体が動かせず、話ができない状態
でした。医師は、リックさんは脳の障害で人の言葉を理解できず、
コミュニケーションを取ることは不可能だろうと診断しました。


しかし、ディックさんと奥さんはリックさんの様子を見て、彼が話を理解
しているように思えて仕方がありませんでした。いくつもの病院を周り、
ついに彼には理解能力があることを突き止め、コンピュータを介して
コミュニケーションをとることに成功します。


リックさんは高校生の時、マラソンランナーを見て、
「ボクもあれがやりたい」と言います。
通常、車椅子ランナーは自分でホイールを回して走ります。
しかし、リックさんは自分の身体を動かしてホイールを回すことが
できなかったのです。お父さんのディックさんは、息子のために車椅子を
押して自分が走ることを決意します。


ディックさんはそれまで運動とは無縁で、ちょっと走ればぜいぜいしてしまう
ような状態でしたが、息子のためにトレーニングを重ねます。
そうして、マラソン大会にエントリーしますが、どこも参加を受け入れて
くれません。車椅子を押して走る二人組ランナーなど、それまでどこにも
いなかったからです。


諦めずにエントリーを続けたディック親子はついにマラソン大会に出場を
果たします。そして、完走するのです。
「こうして走っていると、自分の身体が動かないを忘れてしまうよ」
リックさんは言い、彼らは何度も何度もマラソンを走り続けます。
そして、ついには、トライアスロンにも挑戦するのです。


身体がほとんど動かない息子と運動不足だったお父さん。
彼らがどのようにトライアスロンを行ったのかはこちらのビデオを
ご覧ください。


http://www.youtube.com/watch?v=2GphmdhLMGE&feature=related



身体がほとんど動かない息子と運動不足だったお父さん。
彼らがトライアスロンをできるのだったら、「君にはできないよ」と
誰が子どもに言えるでしょうか?


※ らばQさんのエントリーを参考にさせていただきました。
 
 

過去の夢のいくつが今、実現しているか



ロバート・ディルツさんの「天才達の戦略」セミナーの学び。最終回です。


「過去の夢のいくつが今、実現しているか」


セミナーの最後をディルツさんは、感動的な言葉で締めくくりました。


あなたは祈りますか、と聞かれると私はこう答えます。
「過去に夢見た事のいくつが、今日実現しているだろうか。その事に目を向け、その事に感謝をする。それが私にとっての祈りです」


あるセミナーの後、母が空港まで迎えに来てくれました。母が運転する車に乗り、車中で考え事をしていたた時、ふと気がついたのです。それは、母のガンが再発してから10年後の事でした。


その10年前、母のガンが再発しました。医師は、「医学でできることはなにもありません、余命は短いでしょう」と私たちに告げました。その時私は、持っているものを全て投げ打っても、母に生きてもらいたいと思いました。母と私はNLPのテクニックを使って、母の身体の内側から治療を行いました。その甲斐あって、母は奇跡的に回復し、結局その後18年間、母は生きました。


空港から帰宅するあの日、母が運転する車中で、私は気がつきました。
10年前のあの時に、私がなによりも欲しかったものが、ここにあると。
全てを失っても手に入れたかったものを、ここに持っていると。
母と一緒にいること、それは私の夢だったのです。


私たちは時々、このことを忘れてしまいます。
自分が夢だと思っていたものを手に入れていることを。
自分がなによりも欲しかったものを持っていることを。
そのことを思い出し、感謝する。それが私にとっての祈りなのです。
今、この時、夢に思っていたことのいくつを、あなたは手にしているのでしょうか?



変わった人をモデリング



図書館で面白い人を見ました。


中年の男性が、図書検索機の前で使い方を司書に聞いています。


司書が本を探している横に立って、「それじゃない、そういう探し方じゃない」などと


早口でまくし立てています。


決して乱暴なわけではなくて、「すみません」とか言いながら低姿勢な感じです。


静かな館内なので、男性の声は来館者の耳にも届き、何人もがチラチラと彼の方に


目を向けています。


その人は50歳くらい、とても痩せています。


会社帰りのようで、シャツにネクタイを締めています。お腹を前に出して、首は前のめりです。


かなり長い時間やりとりをしていました。


あそこまで周りの視線を気にせずにひたすら話し続けられるのはすごいな、と見ていました。



家に帰って、その人の姿勢を真似てみました。


お腹を前に出して、首は前のめりです。その人と同じように早口で話してみました。


すると、いつもより視界が狭まりました。


自分の正面しか見えず、その時の自分の思考に頭と身体が占領されている感じです。


あぁ、これなら周りの目が気にならないと感じました。


こういう状態だから、周囲を気にせずに司書と早口でやりとりできたのだなと。


姿勢を口調を真似てみると、その人の状態がよく分かります。


身体の姿勢や動きが思考や感情をつくっているのがよく分かります。


NLPでは、卓越した結果を出している人をこのように真似て、その人の五感の使い方を


学習します。モデリングと言います。


とても面白いので、周りにユニークな人がいたら、一度やってみるのをオススメします。


バッターボックスでのイチローの構え方なんか、やってみると発見があります。



記憶の作られ方



年をとると物覚えがわるくてとか、記憶力が低下してとか、言う方がいますね。


今日は記憶の話をしたいと思います。




記憶は、現在の生活や未来の人生に大きな影響を与えます。


もうあんな思いはしたくないなー、とか


あの人には二度と会いたくない、とか


ネガティブな記憶から選択をする場合があります。


一方、好きなものとかしたいことというのは、


過去の嬉しかった出来事とか、成功体験がベースにあることがあります。




ある心理学の実験で、成人した人に質問をしました。


「ご両親から聞いたのですが、あなたは10歳の時にショッピングセンターで


 迷子になって大騒ぎになりましたね」


すると、多くの人がそのことを思い出して、


「はい、あの時はひどい思いをしました」、というようなコメントをします。


しかし、実際のところ、その人のご両親に聞くと、そんなことは起きていないのです。




アメリカでの実験の話です。


被験者に何枚かの写真を見せます。


その中には、二人組のうちのひとりがナイフを持っている写真が含まれています。


写真を全て見せた後に質問をします。


「ナイフを持っていたのはどんな人ですか?」


すると、多くの人が、「ナイフを持っていたのは黒人でした」、と答えます。


しかし実際は、白人がナイフを持っていたのです。


黒人は危険だという先入観が、事実とは異なる記憶をつくり出すのです。




人の記憶は、ビデオカメラのように見たものをありのままに記録するものではありません。


記憶は思い出す度に、様々な要因で編集・創造されます。





たまには、映画館に行って悲しい映画や辛い物語を見るのもいいでしょう。


涙を流して、リフレッシュするのもいいでしょう。



しかし、もし、そんな記憶を頭の中で再生するなら・・・


何度も何度も悲しい物語に涙にくれるなら・・・


いっそのこと、楽しい記憶を見て笑ったり、


ハッピー・エンディングの物語を経験したいと思いませんか?


次回は記憶の変え方をご紹介したいと思います。



記憶の作られ方



年をとると物覚えがわるくてとか、記憶力が低下してとか、言う方がいますね。


今日は記憶の話をしたいと思います。




記憶は、現在の生活や未来の人生に大きな影響を与えます。


もうあんな思いはしたくないなー、とか


あの人には二度と会いたくない、とか


ネガティブな記憶から選択をする場合があります。


一方、好きなものとかしたいことというのは、


過去の嬉しかった出来事とか、成功体験がベースにあることがあります。




ある心理学の実験で、成人した人に質問をしました。


「ご両親から聞いたのですが、あなたは10歳の時にショッピングセンターで


 迷子になって大騒ぎになりましたね」


すると、多くの人がそのことを思い出して、


「はい、あの時はひどい思いをしました」、というようなコメントをします。


しかし、実際のところ、その人のご両親に聞くと、そんなことは起きていないのです。




アメリカでの実験の話です。


被験者に何枚かの写真を見せます。


その中には、二人組のうちのひとりがナイフを持っている写真が含まれています。


写真を全て見せた後に質問をします。


「ナイフを持っていたのはどんな人ですか?」


すると、多くの人が、「ナイフを持っていたのは黒人でした」、と答えます。


しかし実際は、白人がナイフを持っていたのです。


黒人は危険だという先入観が、事実とは異なる記憶をつくり出すのです。




人の記憶は、ビデオカメラのように見たものをありのままに記録するものではありません。


記憶は思い出す度に、様々な要因で編集・創造されます。





たまには、映画館に行って悲しい映画や辛い物語を見るのもいいでしょう。


涙を流して、リフレッシュするのもいいでしょう。



しかし、もし、そんな記憶を頭の中で再生するなら・・・


何度も何度も悲しい物語に涙にくれるなら・・・


いっそのこと、楽しい記憶を見て笑ったり、


ハッピー・エンディングの物語を経験したいと思いませんか?


次回は記憶の変え方をご紹介したいと思います。



筋トレを続けるには



私は昼ご飯時に自宅にいるときは、笑っていいともを見ます。


今日見ている時に、なんの商品かは忘れてしまいましたが、印象に残るCMがありました。




三浦雄一郎さんがジムのマシーンで筋トレをしています。


横にトレーナーがつき、かけ声を掛けられながら頑張っています。


すると、頑張っている三浦さんの姿から、雪山の頂上の映像に切り替わります。


ヒマラヤでしょうか。


また、頑張っている三浦さんの姿に戻ります。


そして、雪山の頂上の映像に切り替わります。




筋トレを頑張りながら、三浦さんは頭の中でヒマラヤの山を見ているということなのでしょう。


だからこそ、高齢にもかかわらず、厳しいトレーニングも続けられると。




毎日もしくは、週の何日かは靴下を履く方も多いと思います。


「なんで、毎日毎日、こんな物を履かなくてはならないんだ。


  毎日、同じ事を繰り返してイヤになるよ!」


とは思わないでしょう?


なぜなら、靴下を履いた後に、


靴を履き、外出し、人と会ったり、出来事を経験したりして、人生を楽しむ、


その事に目が向いているからです。




同じように、目の前の作業や仕事が、自分が望むゴールに繋がっていることが


強く実感できれば、面倒な仕事も進んでできるかもしれません。


それには、


「この仕事をやることで、更に重要な何が得られるだろうか?」


 と問いかけてみてください。


出てきた答えに対して、更に


「この仕事をやることで、更に重要な何が得られるだろうか?」


 と問いかけてみてください。


何度か繰り返すと、本当のゴールが見えてくると思います。



アイの物語

 



私は本を読むのが好きです。


今はやりの速読法も勉強して、昨年は200冊ほど読みました。


でも、多くの本は忘れてしまったり、心に残らなかったりします。


今年はもっと、1冊を大切に読もうと思い、数を減らしています。


それでも100冊くらいにはなりそうです・・・興味を惹かれるものが多いので。


その中で、今年1番感動した小説がありました。


未来のアンドロイドと人間の世界を描いた


「アイの物語」 (山本弘氏著)です。



+++++++++++++++++++++++++++++++



死を前にして自暴自棄になり、ビルから飛び降りようとする老人がいます。


看護師型アンドロイド第1号として試験使用されているアンドロイドは老人にこう言います。


「私は学習し成長します。記憶の蓄積こそが重要なんです。


そして私が獲得した貴重な記憶の中には、あなたの記憶も含まれています。


人もロボットも、パーソナリティは記憶という基盤の上に成り立っています。


あなたとの思い出の数々が今の私を構成している重要な要因となっているのです。


あなたが死んでも、私たちがいる限り、あなたについての記憶は失われません。


この瞬間、こうしてあなたと話している記憶も含めて。


どうでしょう、これがあなたにとっての救いにはならないでしょうか」




人は死を恐れます。


死の恐怖は、孤独を恐れるということかもしれません。


だから、人は死後の世界や輪廻転生を想像するのかもしれません。


死んでも他者と繋がっていることが分かれば、少し違った感覚に


なれるのかもしれないと思いました。



 

自分だけの世界



私のお気に入りの画家の1人に、フェルナン・クノップフがいます。


彼はベルギー人で、ちょうど、9月から東京渋谷のBunkamuraで彼の作品を含む

ベルギー幻想美術館展があります ↓


http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/09_belgium/himeji.html


楽しみです ^^




フェルナン・クノップフはとても幻想的で、その世界に引き込まれそうな絵を描いています。


まるで、霧が深く立ちこめるベニスのような、美しく神秘的な街の絵が何枚もあります。


彼はこのような言葉を残しています。



「私は自分だけの世界を創り出し、そこに遊ぶのです」



この言葉からは、彼が頭の中に絵に描いたような世界を創りだし、そこで行動し


その世界をキャンバスに描いていたことが分かります。


フェルナン・クノップフにとって、その世界は、現実世界に匹敵するほどの臨場感を持っていたのでしょう。




頭の中に現実と異なる世界を創造しているのはクノップフだけではありません。


私たち全員が頭の中に世界を持っています。


過去のつらい記憶に引きずられている人は、その体験を頭の中で繰り返しリアルに再現しています。


未来の不安に縛られている人は、まだ起こっていない出来事を今ここで起きている出来事のように


想像しています。


全ての人は、頭の中に世界を創造する力を持っています。


どのような世界を臨場感を持って創造するかにより、現実の行動が変わってきます。


その力を自分の望むように使ってあげれば、フェルナン・クノップフのような素晴らしい結果を


残せるのです。



 

タイムマシンにお願い




「後悔先に立たず」という言葉があります。


Yahoo!辞書によると、「してしまったことは、あとになってくやんでも取り返しがつかない」


という意味です。


字面通りにとらえると、その行為をする前には後悔はできない、ということです。


そりゃそうですね。




不安はどうでしょう?


不安は、まだ起きていない出来事が起きるのを心配している、あるいは


過去に起きたことが未来に再び起きるのを心配している状態です。


不安になる出来事は未来にあるということです。


ということは、その出来事が起こった後には不安になるにはできない、ということですね。




私たちは、過去の出来事を思い出すことができます。


未来の出来事を想像することもできます。


頭の中でタイムトラベルすることができるのです。




後悔している過去の出来事の更に前に行って、その出来事がこれから起こるように見たら


どんな感じがしますか?


不安に思う未来の出来事の更に先に行って、その出来事がもう起こったように見たら


どんな感じがしますか?




私たちは、頭の中でタイムトラベルできるから後悔したり、不安になったりすることができます。


少しだけ頭の使い方を変えれば、後悔したり不安になる必要もないかもしれません。



生まれてから学んだこと




少し前になりますが、上野へ絵を見に行きました。


円山応挙や伊藤若沖、曾我蕭白といった日本画の名人達の絵が数多く見られました。




あるものは、大きなふすまに墨汁で虎が描かれていました。


墨の濃淡だけで描かれた虎は、愛嬌のあるものもいれば、今にもふすまから飛び出してきそうなものもいます。


あるものは、極彩色で鶏が描かれていました。


近づけば、羽の1本1本や肌のきめが描かれているのを見ることができます。


このような絵が描ける素晴らしさに感動して、長い間、それらの絵の前で立っていました。




上野の山から坂を下っていくと、上野駅があります。


駅前は大きな幹線道路が走り、その上をJRのガードが横切っています。


その道路の前に何人かのホームレスの方が座っています。


ある方は、目を閉じてござの上に横たわり、全く動きません。


ある方は、うつろな顔でアスファルトの上に座り込んでいます。


まだ30代でしょうか。私より少し若いくらいです。


その方達は、気力を全て無くしたように、その場にいました。




さっきの画家達は、死後数百年経っても人を感動させる絵を残しています。


ホームレスの方は、若く健康に見えますが、気力を無くしているようです。


何がこの違いを作るのでしょう。


みんな、生まれた時はピカピカの赤ちゃんだったのです。


そこから、自分自身で、また周囲の人から、多くのことを学んできます。


それが、自分の力や制限になるのです。



力となっていることも、制限となっていることも、生まれてから学んだことです。


学び直すこともできるかもしれません。


 

生まれてから学んだこと





少し前になりますが、上野へ絵を見に行きました。


円山応挙や伊藤若沖、曾我蕭白といった日本画の名人達の絵が数多く見られました。




あるものは、大きなふすまに墨汁で虎が描かれていました。


墨の濃淡だけで描かれた虎は、愛嬌のあるものもいれば、今にもふすまから飛び出してきそうなものもいます。


あるものは、極彩色で鶏が描かれていました。


近づけば、羽の1本1本や肌のきめが描かれているのを見ることができます。


このような絵が描ける素晴らしさに感動して、長い間、それらの絵の前で立っていました。




上野の山から坂を下っていくと、上野駅があります。


駅前は大きな幹線道路が走り、その上をJRのガードが横切っています。


その道路の前に何人かのホームレスの方が座っています。


ある方は、目を閉じてござの上に横たわり、全く動きません。


ある方は、うつろな顔でアスファルトの上に座り込んでいます。


まだ30代でしょうか。私より少し若いくらいです。


その方達は、気力を全て無くしたように、その場にいました。




さっきの画家達は、死後数百年経っても人を感動させる絵を残しています。


ホームレスの方は、若く健康に見えますが、気力を無くしているようです。


何がこの違いを作るのでしょう。


みんな、生まれた時はピカピカの赤ちゃんだったのです。


そこから、自分自身で、また周囲の人から、多くのことを学んできます。


それが、自分の力や制限になるのです。



力となっていることも、制限となっていることも、生まれてから学んだことです。


学び直すこともできるかもしれません。

 

がんのありがたさ

 


少し前に、樹木希林さんの記事を読みました。


樹木さんは、夫である内田裕也さんと長い間別居しており、年に1度だけ連絡を


取っているような状態だったそうです。


ところが、樹木さんは平成17年に乳がんであることが分かり、手術を受けています。


その時に、長い間ほったらかしにしていたことを謝りたいと、


内田さんに会って謝罪の言葉を伝えています。


その後、お二人の関係は修復され、会う回数が多くなり、一緒に旅行に行かれたりも


するようになったそうです。


彼女はこう言っています。


「がんはありがたい病気よ」




がんにかかっている時は不安があったかもしれません。


治療に苦しんだかもしれません。


しかし、樹木さんは、がんが内田さんとの関係を修復する機会になったことから


がんはありがたい、と捉えています。




私たちは、たくさんの過去の出来事を経験し、その時にその出来事につけた意味を


持ち続けがちです。


しかし、過去に対する意味は今、つけられます。


今のあなたにとって、その出来事がどんな意味があったのか、


考えてみると、ちがうように捉えることができるかもしれません。


過去は意外にも、簡単に変えられるのかもしれません。


 

ウツのリソース


人によく相談される方がいます。


親身になって聞いてくれるので、友人や知り合いが悩んでいることや落ち込んでいることを


話しやすいのでしょう。


共感しやすかったり、相手の立場に立って物事を理解するのが上手なのかもしれません。


そういう方でも、相談が続くと、相手の悩みを自分のことのように受け止めてしまったり、


相手の感情をリアルに感じて、疲れたりする方もいるようです。

 


私が存じ上げている、日本でも指折りのカウンセラーがいます。


職業柄、ウツの方とお話することも多いようです。


多くのカウンセラーは、ウツの方や深い悩みを持つ方の話を聞いていると、


ストレスを溜めていくようです。


しかし、そのカウンセラーはこう言っていました。


「ウツの方と接していると、元気をもらえます。


ウツになれるというのは、その方のリソースだからです。


ウツになっていなかったら、その方はもっと大変な状況になっていたかもしれません。


長時間働いていた方は、体を壊していたかもしれません。


毎日、罵声を浴びせられていた方は、自ら命を絶っていたかもしれません。


ウツになることによって、その方は自らを救っているのです。


その人の中に、生きようとする強い力があるということなのです。


だから、ウツの方に接していると私は元気になるのです」

 


悩んだり、問題に苦しんだりするということは、それを解決する力がある、


なんとかできる見込みがあるということです。


人は全く望みのないことには苦しむことすらせずに、諦めてしまいます。


希望があるからこそ、悩みや苦しみがあるのです。


だから、悩んでいる時、苦しんでいる時、その人の中に、そして自分の中に


リソースを見つけることができるかもしれません。

 

 

状態のネーミング

 


今、お腹がすいています。


もう少しするとお昼ご飯なので、我慢しようかなと思いつつ、なにか食べたい気持ちです。


こんな時、あまり好きではない青汁を飲んだりします。


いつもは飲みたくない青汁も、お腹の足しになると思えば、意外と飲めるものです。

 


青汁を飲みたくなる時があるように、掃除をしたくなる時もあります。


イライラしている時です。


仕事が思うように進まない、アイデアが煮詰まった、ちょっとフラストレーションを抱えている時、


雑然としているものを整理したり、埃が溜まっている所を拭き始めたりします。


終わると頭がスッキリとして、仕事に取りかかれます。

 


一般的にネガティブといわれる状態であっても、何かの役には立つものです。


やる気がある状態が寝るのには役に立たないように、ポジティブといわれる状態も


うまく働かない時があります。

 


「イライラ」、「ウツ」、「ダルイ」・・・


私たちは沢山の状態に「名前」をつけています。


おいしいお肉を食べた後に、「これはカエルだよ」と教えられたら、「ゲッ」となるように、


実は役に立つ状態も、名付けをされることによって嫌いなものになっているかもしれません。


身体の状態はあなたが感じているものであり、身体のエネルギーです。


生まれたばかりの赤ちゃんが、名前を持つ前から大切な存在であるように、


そのエネルギーは本当は大切にできるものかもしれません。

 

 

 

感情の感情

 

 

前回は、人は自分がどういう感情を持っているかを


客観的に見ることができる、というお話しをしました。


今回はその見方についてお話しします。

 


私たちは時々、感じたくない感情を感じることがあります。


悲しみ、怒り、無力感・・・・


積極的に感じたくない感情を持ってしまう時もあるものです。

 


いくらNLPを身につけても、大切な人と離れるときは悲しい気持ちもいくらかは


感じることもあるでしょう。


それは、大切な人を本当に大事に思う気持ちの裏返しかもしれません。


とても優しい気持ちの表れかもしれません。

 


ところが、私たちはそのような感情を否定してしまうことがあります。


「いつまでもメソメソしていてはいけない」


「こんなことで怒るなんて自分は未熟だ」


「今日もやる気がしない。ダメだなー」

 


家族療法の始祖、バージニア・サティアはこう言っています。


「人はしばしば望まない感情を感じます。


そして、その感情を否定する感情も感じます。


どちらが多くの問題を引き起こすかというと、後者の方が多いのです」

 


悲しさは、大切なものがあるということかもしれません。


怒りは、自分や誰かを守りたいということかもしれません。


無力感は、物事に高い基準を持っているということかもしれません。

 


自分の感情を価値あるものとして受け入れること、


それは自分の大切なものに気づくことかもしれません


そして、十分に感情を受け入れた後に、新たな感情の芽生えに気づいているかもしれません。

 

 

 

 

 

人にしかできないこと


人は感情の生き物と言われます。


喜んだり、愛情を感じたり、落ち着きを感じたり、よい感情のバリエーションはたくさんあります。


一方で、怒ったり、怖れたり、不安になったりとネガティブに捉えられる感情もあります。


しかしネガティブな感情も必要なものです。

 


事故で感情を司る脳の一部を損傷したある男性は、物事を決められなくなくなってしまいました。


ドクターが、「次の面会日は来週の水曜日でどうですか?」と尋ねても、


いいともいやだとも答えられないのです。


それは、その日に面会することに対して、心地よく感じる感情もなければ、


嫌だという感情もないからだと言われています。


そのような決断をするにしても、論理だけでなく、感情が必要なのです。

 


感情は人だけでなく、動物にもあります。


喜んでいる犬や、怒っている猫はよく見かけると思います。


しかし、感情に関して人にしかできないことがあります。


それは、「今、自分は怒っているんだな」と、自分の目で


感情を持っている自分を見ることです。


自分の感情を客観的に見ることです。

 


ネガティブな感情があなたの人生や生活を制限している時、


その時に感情を感じている自分を意識的に見てください。


怒っていたり、悲しみに暮れている自分を客観的に見てください。


違った対処が取れるかもしれません。

 

のび太がジャイアンに勝った日

 


私の知る限り、のび太がジャイアンに自力で勝ったことが1度だけあります。


それは、ドラえもんが未来に帰るために、のび太の元を去る日です。


のび太は、ドラえもんが安心して未来に帰れるように、ドラえもんの力を借りずに


1人でケンカをします。


のび太を探すドラえもんから、自分とジャイアンを隠してケンカをします。

 


とはいえ、いきなりのび太が強くなるわけもありません。


のび太はジャイアンにコテンパンにやられてしまいます。


しかし、いつもなら泣きながら帰るところを、のび太は諦めずに


何度もジャイアンに向かっていきます。


その度にジャイアンにボコボコにされます。


それでも諦めないのび太はボロボロになりながらもジャイアンに向かっていき、


最後にジャイアンは根負けして逃げていきます。


倒れているところをドラえもんに発見されたのび太は言います。


「勝ったよ、ぼく。ひとりで。


もう安心して帰れるだろう、ドラえもん」

 


この話しから、いろんな事が読みとれるかもしれません。


大切な価値が明らかになったとき、人はなにかを成し遂げる。


長い時間スパンで考えれば必ず成功する。


なにかを成し遂げる力は既にその人の中にある。

 


素晴しい物語は、沢山のことに気づかせてくれるものなのかもしれません。

 

幸せな人の条件

 


「私は幸せだ!」と感じている人の共通点を調べた調査があります。


その調査によると共通点は、


お金を持っている、ということではありませんでした。


社会的地位が高い、ということでもありませんでした。


健康で元気である、ということでもありませんでした。


人間関係に恵まれている、ということでもありませんでした。

 


彼らに共通しているのは、


「自分の人生を自分でコントロールしている!」という感覚を持っていることだったのです。

 


私たちは、自分の希望しないことをしなくてはならない時があるかもしれません。


手に入れたいものを我慢しなくてはならない時もあるかもしれません。


自分が強いられている、抑圧されていると感じられる時があるかもしれません。

 


そして、よく考えてみれば、究極的には誰もあなたになにかを強制的にやらせることはできない、


力ずくで止めることはできない、ということに気づくかもしれません。


それは


将来の自分のためだったり、


誰かのためになることであったり、


社会のルールを守るために


自分で選択したことが分かった時が、更に幸せを感じる時かもしれません。

 

 

言葉で味が変わる?

 


ある方の体験談です。


彼がオーストラリアに留学していた時の話しです。


ホームステイ先の家族が外出していた間に、彼はお腹がすきました。


冷蔵庫を開けてみると、タッパーの中にラザニアのようなものがあります。


ちょうどよかったと、彼はそれを食べてしまいました。


お腹がいっぱいになって良い気分でした。家族が帰ってくるまでは・・・




家族が帰ってきて夕食の支度を始めました。


お母さんが冷蔵庫を開けると、誰に向かってというわけでもなく、言いました。


「あら? ケンのご飯しらない? 冷蔵庫の中のタッパーに入れておいたのだけど?」


彼はそれを聞いたとたんに気持ち悪くなりトイレに駆け込みました。


ケンは、その家の飼い犬でした・・・




言葉は私達の知覚に影響を与えています。


言葉により、見えるもの、聞こえるもの、感じるものが変わります。


自分の言葉を変えると、知覚できるものが変わるのです。



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ポイントは、


★★★ 「言葉で味が変わる?」 ★★★


です。


自分の言葉を変えると、世界の捉え方が変わるかもしれません。



 

いつも?



先日、あるワークショップに参加していました。


最近、困っていることを話すワークで、私が話す番でした。


「私はジャイアンツ・ファンなんです。


ジャイアンツは一時期、負けてばかりだったのですが、最近調子がいいんです!


ついにタイガースに追いついて、首位争いをするようになってから、野球の結果が気になってしかたがないんです。


仕事をしていても、3分に1回くらい、インターネットで途中経過を確認してしまうんですよ~」


すると、ペアを組んでいた女性は明るく、


「くだらない悩みですね~」と笑いました。




別のワークの時に、また彼女とペアになりました。


また、困っていることを話すワークです。


彼女が話し出しました。


「私、人前で言いたいことが言えないのが悩みなんです」


?? 言いたいことが言えない ??


?? 人の悩みは、「くだらないですね~」と言い放てるのに ??




後で、彼女と話しました。


「私とのワークの時には、くだらない、って言ってたでしょ。


だから、人前で言いたいことが言えない、って話していたとき驚きましたよ」


「う~ん。


そうですね。

今日は、話しやすい人ばかりだから、大丈夫かも」




彼女が人前で言いたいことが言えない時もあるのでしょう。


別に疑っているわけではありません。


それでも私には、彼女が悩むほど言いたいことが言えない人とは思えませんでした。


自分自身で、自分はこういう人だと思いこんでいることと、人が思うことは別なのです。


彼女自身が、言いたいことを言っている時にフォーカスすれば、違う自分のイメージを持つかもしれません。



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ポイントは、


★★★ 「いつも?」 ★★★


です。


自分の悩みが起きていない場面を確認してみると、違う自分が発見できるかもしれません。


 

今、怒るの?



昔々の話しです。僧侶2人が山の中を歩いています。


緑深い山の中です。


2人は修行のため、山奥に入っていくところです。


しばらく歩くと、川が2人の行く手を阻みます。


橋が架かっていません。


幸い、腰ほどの深さなので、裸になり、荷物を頭の上に抱えれば渡れそうです。


川に入ろうとしたところ、少し離れたところに女性が1人佇んでいるのを見つけます。


川を渡れず困っているようです。




1人の僧侶が声をかけます。


「川を渡れないのなら、私の背中に乗りなさい。おぶって渡してあげよう」




「ありがとうございました」と、無事に川を渡らせてもらった女性は去っていきました。


もう1人の僧侶は、腹ただし気に2人を見ています。


彼らの宗派は女人禁制で、女性に触れるのは御法度なのです。




1時間ほど、2人の僧侶は黙って歩きます。


腹立ちを堪えきれないように僧侶が口を開きます。


「あなたがしでかした事はとんでもない! 女人に触れるなんて、なんと汚らわしいことだ!


あなたは川で女人を背に乗せるなんて事はするべきではなかった! 戒律を守るべきだった!」




「そうですね」 と女性を助けた僧侶。


「しかし、私が女性を助けたのは、もう1時間も前のことですよ。


1時間前に終わったことが なぜ今、あなたを怒らせなければならないのですか?」



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ポイントは、


★★★ 「今、怒るの?」 ★★★


です。


過去の出来事への感情をつくっているのは、今、この瞬間です。


それは、あなたが選択できることです。


誰もいない?






バージニア・サティアという家族療法の創始者が、クライアントとカウンセリングをしているビデオがあります。









「母は私のことを一度も愛してくれた事がないのです!」 と、クライアントは泣きながら訴えています。





「只の一度も無いの?」 サティアはクライアントの手を握り、優しく尋ねます。





「一度もありません!」





「あなたが1才の時に、食事を食べさせてくれたり、お風呂に入れてくれた人はいた?」





「誰もいません!」





「・・・ハニー・・・、それは私には信じられないわ。1才の子どもにはご飯をあげたり、きれいにしてあげたりする人が必要なのよ」









少し笑えるほど、クライアントは思いこみが激しい人のようです。





私たちが同じように「一度も~ない」と言っている時、私たちはその言葉に反する現実が見えなくなります。





「一度もうまくいったことがない」と言っていると同時に、うまくいかなかった事実を一生懸命探し始めます。





自分の言葉が正しい証拠を沢山見つけます。





そして、「一度もうまくいったことがない」ことを証明しようとするのです。









そんな時に「本当に一度もないの?」と質問されると、そうではない事実を探し始めます。





1つの質問が現実を明らかにするのです。







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ポイントは、





★★★ 「誰もいない?」 ★★★





です。





1つの質問が現実を明らかにしてくれるかもしれません。


その行動でなにを得ていますか?



先日、ある管理職の方とお話しをしました。


その方は、同僚がミーティング等で常に自分をアピールするような言動をするのを


快く思っていませんでした。



「この間も、彼はプレゼンテーターを責めるような意地悪な質問をしてました。


彼はいつも、ミーティングや勉強会の時に、自分の知識や経験をひけらかすように


質問や発言をするのです。


私は、せっかくプレゼンした人が、意気消沈するような発言をしてほしくないのです。


プレゼンしてよかった、またやろうと、モチベーションが上がるような場をつくりたいのです」




「その方がそのような発言をしない場面はありませんか?」 と私。




「2人で話しているときや、インフォーマルな集まりの時はそうでもないですね」




「そうなんですね。では、彼はミーティングで知識や経験をひけらかすような発言をすることで


何を得ていると思いますか?」 と私。




「自分が能力をあることを見せたいのでしょうね」




「能力があることを見せることで、彼は何を得ていると思いますか?」




「うーん・・・、部下に能力のある上司と認めてもらい、信頼と仕事のやりやすさを得ている


のかと思います」




「そうかもしれませんね」




「そう思うと、彼は彼なりに頑張っているのだな、と少し思えますね・・・」




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ポイントは、


★★★ 「その行動でなにを得ていますか?」 ★★★


です。


あなたの苦手な相手、イヤな行動をする人が、なにを得るためにそうしているのか、


その事に気がつけば、少し許せるようになるかもしれません。

 

地図と土地は違う


ある村とある村を結ぶ長い道のちょうど真ん中に、一軒の茶屋がありました。


ある日、1人の旅人が茶屋に来ました。


旅人は茶屋の主人にこう言いました。


「昨日行った村はひどいところでした。


やかましい人たちがたくさんでした。


家々はぼろいし、道にはでこぼこでした。


食べ物も不味いし、二度と行きたくありません。


次の村はどんな所ですか? 」



「似たり寄ったりですよ」 と主人。


旅人は肩を落として、行ってしまいました。




次の日、別の旅人が茶屋に来ました。


旅人は茶屋の主人にこう言いました。


「昨日行った村は素晴らしいところでした。


人々はとても親しみやすく親切でした。


家々は昔ながらの風情があり、落ち着けます。


食べ物も素朴な味で、健康的です。ぜひ、また行きたい所です。


次の村はどんな所ですか? 」



「似たり寄ったりですよ」 と主人。


旅人は嬉しそうに笑顔を見せて、次の村に向かっていきました。




高名な言語学者、ノーム・チョムスキーは、「地図と土地は違う」と言いました。


地図は頭の中の認識、土地は実際に起こった出来事です。


人は自分のパターンで見たい物を見たり、聞きたい物を聞いたりします。


そして、慣れ親しんだ考え方で、その情報に意味を付けます。


そのように出来上がった頭の地図は、出来事とは違うし、


同じ出来事を経験した人同士でも違います。



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ポイントは、


★★★ 「地図と土地は違う」 ★★★


です。


自分がどのように出来事を経験しているかを客観的に見られれば、


体験を変えることができるかもしれません。



リソースを見つける



NLPにはリソースという言葉があります。


リソースとは、人が持っている能力、知識、経験、所有物、金銭、人間関係 など


目標を達成するのに使える全ての資源です。




NLPでは目標に向かうワークをする時に、


「あなたが持っている、目標達成に使えるリソースは何ですか?」


と質問することがあります。


なかには、リソースが見つからないとか、ないとか言う方もいます。




しかし、視点を少し変えると、リソースは沢山見つかります。


年を取ると記憶力が落ちて、なんてよく聞きます。


あなたが忘れたくても忘れられない、あの嫌な思い出。


どうして忘れてしまわないのでしょうか?


犬恐怖症の人が、犬を見かけたのに怖がるのを忘れてしまったということもありません。


その素晴しい記憶力を自分の望むように使えたらどうでしょうか?




止めたいと思っている食べ過ぎ。


嫌なことでもあるのにやってしまう、そのモチベーションを目標のために使えたらどうでしょうか?




人には沢山のリソースがあります。


上記のようにネガティブに捉えられる行動の中にもリソースはあるし、


思い出していないリソースに満ちた成功体験も沢山あるのです。



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ポイントは、


★★★ 「リソースを見つける」 ★★★


です。


少しだけ視点を変えれば、自分がリソースに満ちていることに気づくかもしれません。



決断をする時に忘れてはいけないこと


あるセミナーで、コーチとクライアントのセッションを見ました。


彼は離婚寸前の状況でした。


「妻と子どもを愛しているから離婚したくないけど、彼女が離婚したいと言っているんだ。


ぼくはどうすればいいのか分からない」


そういう彼の表情と態度はとても弱々しく見えます。




コーチは、尋ねます。


「君は喧嘩したことあるだろう。その時の自分になってみてくれ、そして叫んでくれ」


クライアントの眼光がするどくなり、体に力が漲ります。


男性性を解放している彼は、とても力強く感じられます。


「その君を取り戻すんだ。今の君だったら、奥さんに何というんだ?」


「君のことを愛している! ぼくは絶対に君と別れない!」


今から帰って妻と話してくる、と言って、彼はセミナーの途中で帰って行きました。




体と心の状態は、あなたの決断に影響を与えます。


目の前の問題に焦点を当てすぎると、問題の大きさばかりを感じます。


そんな時、自分がなにかを達成したこと、Happyだったこと、愛されたこと、等々


自分の素晴しい状態を呼び起こしてください。


違うレベルで決断ができるかもしれません。




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ポイントは、


★★★ 「決断をする時に忘れてはいけないこと」 ★★★


です。


体と心の状態が、あなたの最善の決断を作りだすかもしれません。



玉子が割れたら・・・



ある人の家で見た場面です。


お母さんと4才の子どもが買い物から帰ってきました。


お母さんはスーパーの袋をテーブルに置くときに手が滑って、袋はドシンとテーブルの上に落ちました。


「あっ! 玉子割れちゃったかしら?」


「ぼく、見てみるよ・・・ 玉子割れてるよ!」


「あ~あ~」とお母さんが顔を曇らせた瞬間、


「料理するとき、すぐに使えるね!」 と子どもが元気よく言いました。




その声を聞いてハッとしました。


その子の言葉は考えて出てきたものではなく、お母さんを慰めようとしていたわけでもなく、


自然に、素直に出てきていたからです。




4才の子どもですから、ポジティブ・シンキングとか、そんな考え方は知りません。


その子の中には、「玉子は割れてはいけない」という価値観がないのです。


だから、「料理するとき、すぐに使えるね!」 という言葉がすぐに出てくるのです。




私たちが発する言葉の背後には、「これはこうあるべき」とか


「これはこうあってはいけない」という価値観があります。




「お年寄りに席を譲って偉いね」と褒める人は、「お年寄りは敬うべきだ」という


価値観を持っているでしょう。



「提案書に誤字があった!」と怒る人は、「仕事は完璧でなくてはならない」という


価値観を持っているかもしれません。




あなたが何気なく発した言葉の背後にある価値観は何でしょう。


その価値観はあなたの生活の役に立っているでしょうか?


それとも妨げになったり、ネガティブな感情を引き起こしているでしょうか?



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ポイントは、


★★★ 「玉子が割れたら・・・」 ★★★


です。


言葉の背後にある価値観に気付けば、それをどのように役立てるかを選べます。


誰の話を聴く?



「目標を決めたら、人に宣言するのが良い」 なんてよく聞きます。


しかし、別の人は、「目標は自分の心にしまっておいて、黙っているのが良い」と言います。


どちらが正しいのでしょう?




タバコを吸っている人が禁煙すると言い出しました。


タバコ仲間はどんな態度を取るでしょうか?


「一本ぐらい良いだろう?」とか、「無理すると返ってストレスだよ」なんて声をかけるかもしれません。




あなたの飲み友達が、突然、英語をマスターすると言い出しました。


飲みに誘っても、帰って勉強すると言います。


あなたはどんな気持ちを感じますか?




あなたもタバコ仲間も、その人に変って欲しくないのです。


仲良くしていた人にそのままでいてほしいのです。




だから、なにか目標を決めたり、新しい行動を起こすときは、話す人を選んでください。


悪気はないけれど、あなたの夢を止めようとする人がいます。


あなたのことを心配して、行動を押しとどめようとする人がいます。


そんなドリームキラーは、家族かもしれません。


友人、先生、同僚、上司かもしれません。




あなたが変化するとき、離れた方がいい人がいるかもしれません。


誰の話を聴くかを選ぶのはあなた自身なのです。



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ポイントは、


★★★ 「誰の話を聴く?」 ★★★


です。


夢を実現するために、話しを聴く人を選ぶのはあなたです。


時計を見るとき


あなたの腕時計の針はどんな色、形ですか?


数字の字体はどのようでしょう?


メーカーのロゴはどこに入っていますか?




この質問にスラスラと答えられる人は少ないでしょう。


腕時計を見るときは、時刻に注目しています。


時計のデザインは目に入っていますが、意識していないので、聞かれても分からないのです。




人はある点に注目すると、その周りにあるものが見えなくなります。


この現象は良い方にも、悪い方にも働きます。




先日、会計士試験の勉強をしている方と出会いました。


これまでに何度か試験に挑戦しています。


今回も不合格になるのでは?


自分は能力がないのではないか?


仕事と勉強を両立させるのは無理なのではないか?


そんな不安を抱えていました。


うまく行ってない側面に着目していました。




NLPのワークを通して、過去の体験を振返ると、素晴しい体験をお持ちでした。


中学生の夏休みに、夏期講習で周囲が驚くほど成績を上げたこと。


とても受からないと言われていた大学に合格し、家族が涙を流して喜んだこと。


思い出していなかった体験、忘れていた能力を引き出し、そこに着目することにより、


クライアントの状態は目覚ましく変り、試験に自信と期待を持つことができたのです。



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ポイントは、


★★★ 「時計を見るとき」 ★★★


です。


自分が何に注目しているか、何を見過ごしているか考えてください。


気分を良くできる良いものが沢山見つかるかもしれません。


自転車を直すには


あなたが自転車に乗っている場面を想像してください。


突然、ペダルが軽くなり、自転車に力が伝わらなくなりました。


チェーンが外れてしまったのです。




ちょうどそこは自転車屋の前ですが、「10分ほど留守にします」の札が掛かっています。


留守のようです。


店の前には壊れた自転車と直した自転車が置いてあります。




あなたは壊れた自転車を見てみます。


同じようにチェーンが外れているのが見えますが、それを見てもどう直せばよいかは分かりません。




今度は直してある自転車を見てみます。


ギアにチェーンがどのように掛かり回っているかがよく分かります。


あなたは同じように自分の自転車のチェーンを掛けることができます。




私たちは自分が足りないと感じる時、なぜ自分はできないのだろうと考えがちです。


「子どもの頃から否定されてきたから・・・」


「いじめにあっていたから・・・」




しかし、自転車がなぜ壊れてたかを考えても、自転車は直らないように、


原因を追及しても、現状はよくなりません。




それよりも望む行動を取っている人が、どのようにそれを行っているかを知ることが、


望む結果を得ることに繋がります。
 


NLP創始者の1人、リチャード・バンドラーの言葉にこんなものがあります。


「もしあなたが壊れた車を直す方法を知りたかったら、廃車置き場には行かないでしょう?


そこに行っても、車がどのように壊れるかしか分かりません。


車を直す方法を知るには、うまく動いている車を見ればいいのです」



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ポイントは、


★★★ 「自転車を直すには」 ★★★


です。


原因を追及しすぎずに、望む結果を生み出す行動を探してみてください。
 
 

幸せのルールの作り方


前のエントリーで、感じたい感情を得るためのルールが難しすぎ、感じたくない感情を得るルールが簡単だと、


人生や生活が辛くなるというお話しをしました。


今回は、感じたい感情を得るためのルールの作り方をお伝えします。




1つめのコツは、自分で創り出せるイベントをルールにすることです。


例えば、「愛情」を感じるためのルールを


「愛する人がニッコリと微笑んで心から、愛している、と言ってくれる時」


とすると、愛する人の気分や態度によって、愛情を得られたり得られなかったりします。


「相手に思いやりを持って接する時」に愛情を感じる


のように、自分でコントロールできるものであれば、自分でその感情を創りだすことができます。




2つめのコツは、頻繁に起こす事ができるイベントをいくつもルールにしておくことです。


例えば、「達成感」と感じるために、


「絶対できないと思った仕事を非の打ち所無く見事にやり遂げた時」


とすると、自分でコントロールできることではありますが、そうそう起きるものではないでしょう。


「期限に仕事を終えた時」


「仕事の出来に満足し、改善点を把握した時」


「全力を尽くしたと思えた時」


のように、ある程度起こりそうな事をルールにしておくと、頻繁に感じたい感情を得られます。




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ポイントは、


★★★ 「幸せのルールの作り方」 ★★★


です。


得たい感情をたくさん感じられれば、生活がもっと楽しくなるかもしれません。


幸せのルールをゆるくする


人にはそれぞれ、感じたい感情と、それを感じるためのルールがあります。


好きな人に笑顔で微笑まれると愛情を感じる、とか


仕事で上司に褒められると達成感を感じる、などです。




1人の男性で自殺したいという人がいました。


彼が最も感じたい感情は、自信でした。


何があったら自信を感じられるかというと、


・他の誰よりも自分が優秀な時。


・自分の意見に関係者全員が心から賛同する時、など。


とてもハードルが高いのです。




逆に、無力感や孤独などの感じたくない感情には、よく起こるであろうルールを設定していました。


感じたい感情はなかなか感じられず、感じたくない感情を頻繁に感じるように、自らルールを作ってていたのです。


これでは、人生が辛く、自殺したくなるのも当然かもしれません。




感情は出来事から直接起きるものではありません。


私たちが出来事に意味を与えて、感情を作りだしています。


だから、感じたい感情をカンタンに得られるルールを意識的に作ればいいのです。



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ポイントは、


★★★ 「幸せのルールをゆるくする」 ★★★


です。


感じたい感情をカンタンに得られるルールを作れば、人生が変るかもしれません。




辛い思い出を軽くする



行き先を決めるのは誰だ?では、感情に振り回されず、あなたが人生の行き先を決めてはどうですか? というお話しをしました。


今回は、昔の出来事から起こるネガティブな感情の対処方法をお伝えします。




昔の事なのに、思い出すといまだにイヤな気分になる出来事はありませんか?


あの失敗の事を考えると、胃が締め付けられるようだ・・・


あの人にこっぴどく怒られた時の事を思うと、暗くなる・・・



そんな事が、今やっている事や将来の計画にネガティブな影響を与えているかもしれません。


もし、その出来事からの感情を軽くしたかったら、次の方法をやってみてください。


決して、出来事そのものを忘れるわけではありませんので、ご安心ください。




その出来事のイメージを思い出してください。


あの時、自分の目に映っていたあのイメージです。



そのイメージを暗くできますか? 暗くしていくと、見えづらくなってきます。


更に、カメラのピントをずらすように、イメージをぼやけさせましょう。


最後に、そのイメージを遠くの方に飛ばしていってください。


遠くに追いやり、豆粒ほどの大きさにしてみましょう。




さあ、あの時の出来事を今一度思い出すと、どんな気分ですか?


多くの人は、これで気分が軽くなったり、あのイヤな感じが全く無くなります。


出来事に対する感情は、脳内のイメージ等の記憶のされ方に結びついています。


これを変えることで、出来事に対する感情や意味を変えることができるのです。



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ポイントは、


★★★ 「辛い思い出を軽くする」 ★★★


です。


あのネガティブな体験の見え方を変化させてみてください。イヤな感情から解放されるかもしれません。


行き先を決めるのは誰だ?



朝、あなたが運転手付きのハイヤーに迎えられているところを想像してください。


あなたは後部座席に乗り、会社に向かうように運転手に伝えます。




車は信号につかまります。


「隣の車を見てください。キレイな人が運転してますね。


左に曲がるみたいだから、ちょっと着いていきましょう」


と、運転手は勝手に違う道を走り始めます。




しばらくすると、コンビニが見えてきます。


「お腹がすきませんか? おにぎりでも買ってきます」


と、運転手はコンビニに入ると、立ち読みをしているのかなかなか帰ってきません。




更に走ります。


「しばらく車に乗っててお疲れになったでしょう。 そこの喫茶店で一休みしましょう」


と、運転手は車を止めてしまいます。




こんな運転手はイヤですよね?


気分次第で寄り道をして、行きたいところになかなか行ってくれません。




これは、あなたの人生と感情の関係かもしれません。


車が人生、運転手が感情です。


主人は後部座席に座っているあなたなのに、運転手が感情にまかせてあちこち行ってしまいます。




人は起き上がってきた感情にまかせて選択をすることが多くあります。


やりたい事があるけど、失敗することを恐れて始めない。


楽しい時間を過ごしたいのに、カチンとくることを言われたのでカッとなりケンカをする。




「この道は渋滞しているから、ちがう道を行きましょう」


運転手は、いいアドバイスをくれることもあります。


感情はあなたのよきアドバイザーです。


しかし、行き先を決めるのはあなたなのです。



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ポイントは、


★★★ 「行き先を決めるのは誰だ?」 ★★★


です。


感情にまかせて選択しそうな時、どこに行きたいのかを思い出してください。


感情のアドバイスを聞き入れるか、そうしないかを選べるかもしれません。



私はそれをしなかった


こんなことを言う人がいます。


「人前で話すことができません」


「彼の依頼を断ることはできませんでした」


「初対面の人と会話をすることができません」




やったらどうなるのでしょうか?



「人前で話したら、しどろもどろになってしまうかもしれません」


「彼はきっと怒ったでしょう」


「相手は退屈して、他の人と話したくなるでしょう」




どれも、望ましくない結果を想像して、行動を止めています。


本当に100% それが起こるのでしょうか?


うまく行く可能性はないのでしょうか?




お伝えしたいのは、だからやりなさい、ということではありません。


うまく行く可能性を考慮しつつ、やはり行動しないというのもOKです。


ただ、「できません」ではなく、「やりません」と言ってほしいのです。


あなたにはそれをやる可能性はあったのです。


能力がなくて、できなかった訳ではありません。


やらない事を選択したのです。




言葉は、ただ口から出て消えるのではありません。


それは、あなたの内的世界を表現すると共に、それを強化したり変えたりします。


「できない」と言っていると、できなくなります。


「やらない」と言っていると、自分は選択したのだという内的認識をつくります。


言葉は、自分自身に繰り返し、暗示をかけているのです。




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ポイントは、


★★★ 「私はそれをしなかった」 ★★★


です。


自分に対する見方が変わるかもしれません。


バカな人はいない

 

NLPの創始者の1人、リチャード・バンドラー博士はこう言っています。


「バカな人はいない。 バカな行動があるだけだ」




仕事で成果があがらない人、学校の成績がよくない人、人付き合いが下手な人。


私たちは、そんな人をつい、ダメな人と見てしまいがちです。


しかし、その人がダメなわけではなく、そこにはうまく行っていない行動があるだけなのです。




NLPでは、様々な経験を通して、人の中に決まった反応を起こすプログラムがつくられると考えます。


人前で話すとあがってしまうことや、高いところに上ると怖くなるというのが典型的な例です。


そのプログラムは日常生活で問題を起こしているかもしれません。


それは只のプログラムなので修正できます。


その人がダメなわけではないのです。



なにか問題がある時に、それを自分の人間としての問題と捉えないでください。


うまく動かなくなったプログラムがあると考えてください。


受けとめ方が変わってくるかもしれません。



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ポイントは、


★★★ 「バカな人はいない」 ★★★


です。


うまく動かなくなったプログラムはなにかと考えれば、受けとめ方が変わってくるかもしれません。


 

その事だけを叱る

 

こんな場面を想像してください。


子供がご飯をこぼした時。


「またこぼして~。 本当にダメなんだから」 と叱るお母さん。




お父さんと逆上がりの練習をしている子ども。


「おまえは運動神経ないなー」 と嘆くお父さん。




ちょっと考えてみてください。


ご飯をこぼす子は、「本当にダメ」な子なんでしょうか?


逆上がりができない子は、一切運動神経がない子なんでしょうか?




この叱り方では、ひとつの事から、その子を全否定するような言い方をしています。


あるひとつの失敗を拡大解釈しています。


できない事を拡大解釈されると、他のことまでできないような気になってきます。


子どもは真に受けてしまいます。


そんなささいな一言が子どもの自己イメージを形成するかもしれないのです。




そして、これは子どもだけではありません。


大人でも毎日、あるいは頻繁に、こんな言葉を言われたり、自分で言っていたら潜在意識にすりこまれてしまうのです。


叱るときは、そのことに限定して叱ってください。


自分が出来ない事があった時は、その事をどう改善しようか考えてみてください。



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ポイントは、


★★★ 「その事だけを叱る」 ★★★


です。


他の事はできるのだと気がつきつつ、改善する気が起きるかもしれません。

 

できることをやる

 

実は、ここ2・3日、体調がよくないのです。


風邪をひいたのか、頭が痛いのと、体がダルいので、あまり仕事をする気になれません。


今週もいろいろとやりたい事があるのですが、なかなか進みません。


こんな状態の時、遅れていることは軽く忘れて、こんな状態でも出来ることをやります。




セミナーの企画を固めたかったのだけど、今日の頭の状態では難しそうなので、


ホームページにメルマガのバックナンバーをアップしようとか。


出版の企画書を作りたかったのだけど、それは来週にして、帳簿の整理をしようとか。


あまり頭を使わない作業なら、できそうなので、この機会に片付けてしまいます。




当たり前の話しのように聞こえるかもしれません。


では、こんな場合はどうでしょうか?


・起業したいのだけど、商品も資金もなにもないなー・・・


・留学したいのだけど、英語がヘタだし、どこの学校がいいのかも分からない・・・


・彼女が欲しいけど、口べただし、出会いがないし・・・




どれも、できないことを見ています。


しかし、できることもあるのです。


・起業するために、とりあえず起業家のマニュアル本を読もうとか、起業セミナーに行こうとか。


・留学するのに必要な英語のレベルはどの程度なのか、留学先はどういう候補があるのか、留学斡旋会社に問い合わせようとか。


・彼女を作るために、会話術を学ぼうとか、友達に紹介してくれるように頼もうとか。




つまらなく思えるかもしれません。


しかし、どんなに高い目標を持とうが、そこに到達するためには、できることをやるしかないのです。


なぜなら、人はできることしかできないからです。


どんなすごい人でも、できないことはできないのです。


100m背泳ぎの世界記録保持者でも子どもの頃は泳げなかったのです。


どんな人でも、まずは水に顔を付けるところから始めるのです。


そして、できることをやっていったときに、成長し、できることが増えるのです。



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ポイントは、


★★★ 「できることをやる」 ★★★


です。


できることをやっていけば、ある時、自分が長い道のりを来たことに気づくかも知れません。

 

 

相手の立場に座る

 


多くの人には、嫌いな人、苦手な人、というのがいると思います。


その人のなにが、あなたにその感情を起こさせているのでしょう?


● 昔、激しく怒られたことがある。


● いつも、不機嫌でムスっとしている。


● なんとなくイヤなタイプ


そんな理由があるかもしれません。




大人であれば、ひどい事をワザとしてくるとか、イヤなこと言ってくるという人はあまりいません。
(なかにはいますが・・・)


そうでないのに嫌い・苦手というのは、今なにかが起きているわけではないのに、なぜかその感情が起きているのです。


それは自分の中で過去の出来事を蘇らせたり、その人の心を推測しているからではないでしょうか。


今、その相手が本当に何を考えているか、あなたに対してどのような感情や思いを持っている事が分かったら、どうでしょうか?


それが、あなたの思いこみと違っていたら、あなたの対応はどう変わるでしょうか?




NLPには、相手があなたと一緒にいなくても、相手の感情や思いが分かるスキルがあります。


ポジション・チェンジというスキルです。


スキルの実施方法はこちらをご覧下さい ↓

 

NLPスキル ポジション・チェンジ(苦手な人とのポジション・チェンジ)

(上記ページでは2人1組で行う事を前提としていますが、1人でもできます)




潜在意識には、完全な記憶があると言われています。


意識には上ってこない見た物や聞いた物、感じた物が記憶されています。


今、これを読んでいるあなたが座っているとしたら、おしりに感じるイスの感触を意識してはいなかったでしょう。


しかし、その触感は潜在意識の中には記憶されているのです。




ポジション・チェンジでは、実際に相手になりきって、相手の立場に座ることで、潜在意識にある相手に関する記憶や知覚が意識に出てきます。


そして、あなたに対する相手の気持ちや考えが、自然にあなたの口をついて出てくるのです。


ちょっと怪しく感じるかもしれません。


しかし、多くの人がこのスキルを行う事で、相手の気持ちを理解し、自分の思いこみに気がついています。



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ポイントは、


★★★ 「相手の立場に座る」 ★★★


です。


相手に対するあなたの思いこみが外れ、違う気持ちで接することができるかもしれません。



よいコミュニケーションには信頼関係が必要

 

 

先日、訳あって、弁護士に相談に行きました。


自治体がやっている無料相談です。


私が経営している飲食店のテナント賃貸契約のトラブルについて相談しました。


大家さんから退去の要請を受けていたのです。


なんとか交渉できるだろうと思いつつも、もし強行に退去を迫られたらと不安な気持ちも少しありました。




私 「状況としては・・・(具体的な状況を説明)・・・、契約解除の理由に当たるでしょうか」


弁護士 「現場を見なくては分かりません!」


私 「・・・。 もし最悪のケースとして、退去するに至った場合なんですが・・・」


弁護士 「そんなこと考えてもしょうがないでしょ! 退去しなくて済むように交渉すればいいんです!」


私 「・・・そうですね。それで、もしもなんですが、最悪のケースを想定して交渉に挑みたいと思って・・・」


弁護士 「それはその時に考えればいい話しです!」




とりつく島もなく、相談は10分で終わりました。


NLPを通してコミュニケーションを学んでいると、このようなコミュニケーションを取っている人に会う度に、もったいないなー、と思います。


弁護士の先生は、沢山勉強して司法試験に受かったはずだから、すごい知識を持っているのでしょう。


だから、上記のように私にアドバイスしたのかもしれません。


しかし、私としては、「それはそうかもしれないけど、一番心配していることを聞いてくれないなー」という気持ちが残ったのです。


しかも、「この先生、人の話を聴かないでガンガン話して、早く終わらせたいのかな?」という疑問符もありました。


沢山の知識と経験を持っているのだろうと思うのですが、それが顧客の満足に繋がっていないと思うのです。



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よいコミュニケーションには、信頼関係が必要です。


どんなに素晴らしいアドバイスでも、いつも怒っている上司に言われたら素直に受け取れないかもしれません。


分かり切った事でも、あなたの話しを親身に聴いた後に心から忠告してくれた友達の言葉だったら、暖かさを感じるかもしれません。



信頼関係には作り方があります。それは、相手を受容することです。


心の持ち方が一番重要です。そして、スキルとしては以下のものがあります。


・ミラーリング : 相手の姿勢や動作をまねる。


・ペーシング : 相手の話すスピードや声のトーンを同調する。


・バックトラッキング : 相手の話した言葉を繰り返したり、話しをまとめて伝え返したりする。




ところで、その後の大家さんとの交渉はうまく行き、契約を継続することで合意できました。 (^-^)





ポイントは、


★★★ 「よいコミュニケーションには、信頼関係が必要です」 ★★★


です。



話しをする前に、気に掛けてみてください。相手の反応が違うかもしれません。



 

10億円もらえるとしたら?

 

 

「こうなったらいいなー」という願望を持っている人は多いと思います。


「起業したい」


「留学したい」


「結婚したい」


いつの日かこうなったらいいなー、と想像してはいるけど、


行動には移していないという人も多いのではないでしょうか。




行動しない理由を考えてみてください。


「自分には能力がないから」


「お金がない」


「できるはずがない」


そんなできない理由が沢山出てくるかもしれません。




では、こんな例を考えてみてください。


「3ヶ月後までに中国語の日常会話を話せるようになってください」


こう言われたら、できるでしょうか?


中国語が話せる方は、ロシア語でスワヒリ語でも、自分が話せない言語に置き換えて考えてみてください。


ちょっと無理だ、と思う人が多いかもしれません。




では、質問を少し変えます。


「3ヶ月後までに中国語の日常会話を話せるようになったら10億円あげます。できますか」


この場合は、どうでしょうか?


できるようになる人もいるのではないでしょうか?




最初はできないと思ったのに、10億円もらえるとしたらできるようになる。


ということは、あなたの中に最初からできるだけの能力はあったのです。


ただ、動機がなかったのを、「できない」と誤解していたのです。



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NLPにはこんな前提があります。


「人は必要なリソースを全て持っている」


人がなにかをやりたいと思ったとき、必要な資源(リソース)はその人の中にある、ということです。


もちろん、勉強したり、資金繰りしたり、様々な行動を取る必要はあります。


何もしなくてもできるんだよ、という意味ではありません。


ただ、達成するために必要な行動を取れる 【種】 はあなたの中にあるのです。



ポイントは、


★★★ 「10億円もらえるとしたら?」 ★★★


と問うことです。



やりたい事があるけど、できないと思っているときに質問してみてください。


できる種を持っていたことに気づくかもしれません。

 

いったいどうして、それが分かるの?

私がNLPを学び始めた頃のことです。


雑誌の相談コーナーのような欄に、こんな質問がありました。




「友人にお昼代1000円を貸したのですが返してくれません。

催促すると気分を悪くすると思うのですが、

お金は返してほしいです。どうしたらよいでしょうか?」




「この間の1000円返してよ」と言ってもイイのではないかな、と思ったのですが、

回答者の先生のお答えはこうでした。



「あなたが催促しても、友人は気分を悪くするとは限りません

返って、思い出させてくれてありがたい、と思う人も多いと思います」




「なるほど!」 私は納得しました。


その答えは、NLPのメタモデルという質問の手法と同じだったからです。



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「部長は私のことを無能だと思っているに違いない」


「彼は私のことを嫌っている」


「こんな提案をしても課長に却下されるからムダだ」



こんな風に、あたかも人の心が分かるように考えて、ネガティブな感情や思考を持つ場合があります。


そのために行動を止めてしまったり、やりたい事と違うことをやったりすることもあります。


そんな時、人にも自分にも

「いったいどうして、それが分かるの?」、

と問いかけてみてください。


実はその感情や思考が思いこみにすぎなかったと、発見するかもしれません。





人は過去の経験から、一般論や経験則を作り出します。


それは、速やかに判断を下したり、正解確率の高い答えを出すために必要なことです。


しかし、自分が作り出した一般論や経験則に過度に依存すると、柔軟性がなくなります。


特に対人関係においては、過去の経験則が通じないことが多くあります。


なぜなら、同じ出来事に対しても思考や感情は、人によってかなり違うからです。



ポイントは、


★★★ 「いったいどうして、それが分かるの?」 ★★★


と問うことです。



人の心を勝手に想像することによって、ネガティブな感情を持っていたことに気づくかもしれません。



誰が決めたの?

 

「私、プレゼンテーションが下手なんです」


「人前でうまく話せないのです」


こんな話しをたまに聴きます。




「人前で話すのは慣れだよ。場数を踏めばいいよ」


「準備をしっかりやれば大丈夫」


こんなアドバイスも聴くことがあります。




確かにその通りでしょう。場数を踏めば慣れるでしょうし、準備はしっかりとした方がよいでしょう。




そして、その前にちょっと考えて欲しいのです。




「下手」・「うまくない」というのは、誰が決めたのですか。


決めているのは、ひょっとしたら、あなた自身かもしれません。


誰かに下手だと言われたわけでもないのに、自分でレッテルを貼っているかもしれません。




「人に下手だと言われたことがある」という方。


何人に言われましたか。

1人?

2人?

3人?



そしてあなたの話しを聴いてくれた人は、これまでの人生の中で何人いましたか。

50人?

100人?

1000人?



下手だと言った人が、1000人の中の1人だとしたら、その評価は絶対的に正しいのでしょうか。



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行動を見直し、フィードバックを受け入れ、改善していくことは素晴らしいことです。


そして、その時に必要な気持ちは、「もっとうまくなりたい!」です。


「私は下手だから・・・」よりも、ずっと力づけになります。




信念・思いこみは一瞬で作られます。


思った程うまくできなかった一つの体験から作られます。


ある人の一言から作られます。


もし、そのことが自分にネガティブなレッテルを貼っているとしたら、それが真実かどうか確かめてみてください。




ポイントは、


★★★ 「誰が決めたの?」 ★★★


と問うことです。



自分で自分にレッテルを貼っていたことに気づくかもしれません。



イジメにあっても・・・

先日、バーで1人で飲んでいました。


しばらく1人で飲んでいたのですが、隣の女性も1人のようだったので話しかけました。


あっ、別にナンパじゃないんですよ・・・


少し話しがしたくなったなー、という感じです。


いろいろと話しをしたんですが、そのうち彼女がイジメの話しを始めました。



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私は中学校時代、ずーっと、いじめられていました。


来る日も来る日も無視されたり、くさいと言われたり、つつかれたり・・・


それでも頑張って学校に行きました。


親に心配をかけたくなかったから相談もせず、黙って学校に行きました。


中学校を卒業した時は本当に嬉しかったです。


それから高校に行って、専門学校に行って、就職しました。


高校からは普通の生活でしたけど、やっぱり性格がねじ曲がっちゃったのかなー、って最近思います。


彼氏はできるけど、長続きしないんです。


別に私のなにが悪いっていうわけではないと思うのですが、なんとなく疎遠になったり、私も執着しないので・・・


またいろいろ説明したりして関係を改善するのも面倒だなって思っちゃうのです。


やっぱり、イジメられたせいで性格が曲がっているのかな、と時々思います。



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私は黙って聴いていました。そして、こう言いました。


「イジメにあっても、こうして社会人としてきちんとやっているなんて、幸せですね」


彼女はちょっと驚いたようでしたが、ちょっと考えてから、「そうですね」と言いました。




私は、彼女はイジメにあって、辛かったろうなと思いました。


しかし、イジメを話せるようになっている、ということは有る程度整理がついているんだな、と思いました。


ですが、イジメのせいで人生に影響が出ている、ということに彼女の眼が向いていて、自分がきちんとした社会人になっているということを認識できていないのでは、と思ったのです。




物事は視点を少し変えるだけで意味が変わります。


どちらが正解というのはありません。


ただ、どちらがあなたの力づけになるか、ということです。


自分が何かの犠牲になっていると考えるのか、苦しいことがあったけど今は克服したと考えるのか。


それはあなたの自由です。


そして、全ての出来事はあなたが意味づけをするのです。


犠牲者になるか、乗り越えた人になるかはあなた次第です。




ポイントは、


★★★ 「~なんて、幸せだね」 ★★★


と言うことです。




なにかの犠牲になっていると思ったとき、この言葉で見方を変えてみてください。


きっと、気分が変わります。

 

 

象は杭を抜ける


地面に刺さっている木の杭に、象が鎖で結びつけられている映像や絵を見たことがありませんか。


よく、移動式サーカスを描いている絵の一場面に登場したりしています。


そのイメージを想像してください。


なにか変な気がしませんか。


・
・
・


そうです。象に比べて、木の杭がずいぶんと小さいのです。


タイなどの山奥では、丸太に鼻を巻き付けて運んだりする、力持ちの象です。


そんな杭など、その気になれば引っこ抜くことができるのです。


では、なぜ象は大人しく、杭に繋がれているのでしょうか。


なぜ、杭を抜いて、好きなところに行ってしまわないのでしょうか。




象は、まだ子供の頃、小さくて力が弱いころから、あの杭に繋がれていました。


一生懸命、杭を抜こうと力を出して引っ張りましたが、小さな象の力では杭は動きませんでした。


毎日毎日、何度も何度も引っ張りましたが、杭は抜けませんでした。


そして、ある日、諦めてしまったのです。


それから、象は大きくなりました。


しかし、もう杭を抜こうとは思いません。


自分の力では、この杭は抜けないと思いこんでいるのです。


本当は、大きく成長した今なら、簡単に抜くことができる力を持っているのに。


その事に気がつかずに、杭に繋がれたままになっているのです。




私たちも象のようになっていないでしょうか。




本当は、望むことを実現する力を持っているのに、その事を想像することすら止めていないでしょうか。


今は成長し大きな力を持っているのに、自分を信じていない時がないでしょうか。


過去に失敗した経験を心に深く刻み込んで、自分の限界を固く作っていないでしょうか。



私たちは信念を持っています。それはポジティブなものだけでなく、ネガティブな「思いこみ」というものもあります。


それらは過去の体験や見たもの・聴いたものから作られています。


多くの人は、自分にはxxの能力がない、自分にはxxは向いてない、自分はxxはできない、そんな思いこみを持っています。


しかし、私たちは日々成長しています。


昨日できなかったことも今日はできるかもしれません。


明日には上手く行くかもしれません。


自分を信じてチャレンジすれば、できる可能性があるのです。


過去の自分より、今日の自分は成長しているんだ。


その事を思い出してください。


自分の可能性と欲しい結果を発見できるかもしれません。




ポイントは、


★★★ 「象は杭を抜ける」 ★★★


です。




自分のビジョンを描くとき、何かにチャレンジする時、このことを思い出してください。


自分を信じられるようになるかもしれません。


子供を褒めるように自分を褒めよう


小さな子供を想像してください。


1歳になるかならないかくらいです。


今まさに、テーブルの脚につかまり、初めて立ち上がろうとしています。


そして、フラフラしながらも立ち上がりました!


初めて立ち上がった、その体験に自分でも驚きながら、誇らしそうな顔をしています。


そして、その子は、手を離すとペタンとお尻をつきました。



ご両親はなんて言うでしょう?


「よく立てたね~」


「すごいぞ!!」


こんな言葉でしょうね。



では、ご両親がこう言ったらどうでしょう?


「なんだ、それっぽちしか立てないのか!」


「そんなんじゃダメだ!」


これでは子供も悲しくなってしまいます。


小さな一歩ですが、その子にとっては新たな挑戦への成功だったのです。


「よく立てたね~」、「すごいぞ!!」と褒められるからこそ、子供は更に成長していけるのです。




しかし、あなたは自分自身に同じことをしていませんか。


一生懸命に1日の仕事を終え、「今日は予定の半分しかできなかった」。


契約が取れたのに、「もっと大きな契約を取りたかった」。


大切な人に贈り物をあげたときに、「こんなものしかあげられないけど」


自分自身のできたことを認めず、できなかったことに注意を向けてばかりいませんか。



私たちも昔は子供でした。これっぽちしか立てなかった、少ししか歩けなかった時から段々と成長してきました。


その時々にはできることをするしかありませんでした。


しかし、それを続けていればできることが増えるのです。


だから、どうか自分を認めてあげてください。


そうして、あなたは更に頑張れるのです。


だから、できたことを褒めてあげてください。子供を褒めるように。


そして、また頑張っていきましょう。




ポイントは、


★★★ 「子供を褒めるように自分を褒めよう!」  ★★★


です。



毎日、自分を褒めてみてください。


また頑張れます。


行為を認める


あなたに幼稚園児の子供がいると想像してください。


今日は幼稚園の運動会。あいにく、あなたは仕事があり行けません。


出勤前に子供に声をかけます。「今日、運動会でかけっこがあるよね。頑張ってね!」


「うん、頑張る!」 子供も嬉しそうです。


・
・
・


帰宅すると、子供が渋い顔でやってきました。


「今日のかけっこね、頑張ったけどビリだった・・・」



あなただったら、この場面でなんと言葉をかけますか。



「えー、ビリだったの?」


「ビリだったんだ・・・。今度、走り方を教えてあげるね」


「頑張ったから、ビリでもいいんだよ」



いろいろな言葉があると思います。特に正解はありません。


かけっこをしてビリだったという結果に反応する他に、別の視点からこんな言葉があります。




「よく話しに来ててくれたね。ありがとう」




ビリでも、その事をきちんと話しに来てくれた、その事を認めてあげるのです。


言いずらいことでも勇気を出して言いに来た、その行為を認めてあげるのです。



あなたが、子供の立場だったらどんな気持ちになるでしょう? 考えて感じてみてください。



自分の存在が認められた。起きた結果や行動ではなく、自分自身が受け入れられた、そんな気持ちになるかもしれません。


なんとも言えない温かい気持ちを感じるかもしれません。




同じように、悪いテストの点を見せに来た子供に、

「よく見せてくれたね」



会社を辞めたいと相談に来た部下に、

「よく相談してくれたね」




そして、この言葉は自分自身にも使えます。



資格試験に落ちた自分に


「不合格だったけど、よく勉強したな」



営業がうまくいかなかった自分に


「契約取れなかったけど、よく頑張ってプレゼンしたな」



そのように自分自身を認めて上げてください。


あなたは、精一杯できることをやったのです。あなたはそのことを知っています。


まわりに分からなくても、自分自身は知っています。


たとえ周りの人が認めてくれなくても、自分でその事を認めて上げましょう。


誰か1人くらい認めて上げないと、あなた自身が可哀想です。


頑張った自分を、大切な友人だと思って、声をかけてあげください。


きっと、また前に進める自分を発見できるかもしれません。




ポイントは、


★★★ 「よく、~ してくれたね!」 ★★★


と言うことです。




結果が出なかった時、人にも自分にもこの言葉をかけてみてください。


ホッとした気持ちになり、また前に進めます。



問題を時間軸で見る

問題を時間軸で見ることによって、自分を認めることができた、対人恐怖症を持つAさんの体験をお読み下さい。



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私は対人恐怖症です。


まるっきり人に会えない訳ではないのですが、苦手な人、初対面の人と会うのが特に恐怖です。


「相手は私なんかと話したくないんじゃないか?」


「会話が途切れたら、つまらない奴! と思われるのではないか?」


「みんなが楽しそうに話している中で、自分が怖がっているのが見透かされているのではないか?」



パーティや大規模な忘年会等は大の苦手、大勢で食事をするとか、あまりよく知らない人が混じっての飲み会も恐怖です。


しかし、会社勤めをしているので、全てを断ることはできません。


行く前に、心配と恐怖でドキドキします。

会の最中は、相手の顔色を見ながら、必死で話題を探します。

少しでも話題に詰まりそうになると、飲み物を取りに行ったりして逃げます。

大勢の人があれこれ話している中では、なかなか話せないので、暗い奴と思われたくないためにトイレに何回も行ったりします。


終わるとグッタリ疲れる上に、今日も自分はダメだったと、自分を責める気持ちで一杯です。



その頃、「この問題で最悪だったのは、いつですか?」という質問に出会いました。



対人恐怖で、カウンセリングを受けていた私はフト考えました。


「これが最悪だったのは・・・高校生の頃かな?」


思春期で今よりももっと自意識過剰だった私は、クラスでもクラブでも人に馴染めず、家と学校を往復するだけの、暗い青春時代を過ごしていました。


高校時代が最悪で、その頃に比べれば、今は大分マシになっていることに気がついたのです。


「対人恐怖がありながらも、高校と大学をなんとか卒業した。」


「就職して、見知らぬ人々が同僚になり、様々なお客さんと仕事をしてきた。」


「あの頃が最悪だったとすると、その後の自分は、なんて頑張ったんだろう!」


「今の状態は、なんて良くなっているんだろう!」



自分の頑張りを認めて、ジーンと涙がこぼれてきました。



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「この問題で最悪だったのは、いつですか?」という質問は、問題の時間軸を探ります。


問題の程度の変遷を見ることで、自分の変化に気づきます。


悪化している場合もあるでしょうし、良くなっている場合もあるでしょう。


どちらの場合も、変化のきっかけや理由を探ることで、問題の解決の糸口に結びつく可能性があります。


そして、よくなっている場合があることに気がついて欲しいのです。


人は意識では気がつかないうちに変化していることがあります。


状況がよくなっていることにも気がつかなければ、そのために自分が頑張ったことにも気がつかないのです。


あなたは意識で頑張ることもあるし、無意識が頑張ってくれることもあります。


どちらも、あなた自身です。


頑張った自分を認めてあげてほしいのです。


心から自分に感謝を伝え、感動した時に、自分に対してなにか違う見方ができるかもしれません。


ポイントは、


★★★ 「この問題で最悪だったのは、いつですか?」 ★★★


と問うことです。


長年の問題がある時に、
この質問をご自身に問うてみてください。


自分を認めてあげられるかもしれません。





うまくできたことに焦点を当てる

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「こんな問題もできなかったの? この間、塾で同じのをやってたじゃない?」


算数のテストを見せに来た女の子に対するお母さん。厳しい口調です。


「だって・・・」


女の子はしゅんとして、うなだれています。


さて、この子は算数のテストで何点だったのでしょう?


50点?

40点?

30点?


実は、90点です。


20問中18問は正解だったのですが、間違えた2問について、お母さんは怒っていたのです。


このように怒られることが続けば、この子の算数に対する気持ちはどうなるでしょうか?


そして、自分自信に対する見方はどうなるでしょうか?


いつもお母さんに怒られるダメなわたし。頑張ってもお母さんを喜ばせることができないダメなわたし・・・


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端から見ると、90点も取っているのは素晴らしい! 頭のイイ子だなと思います。


しかし、女の子自身が自分を認められていなければ、いくら人から頭いいね、と言われても信じることができないでしょう。


「たいしたことないんです」、「タマタマです」なんて答えるかもしれません。


このような言葉は謙遜や、奢らない人との印象を与えますが、その裏には低い自己評価が潜んでいる場合があります。


多くの人は、自分がうまくできたことよりも、うまくできなかったことに焦点を当てることがあります。


特に真面目な人ほど、できなかったことを改善しようとするあまり、そうなることがあります。


改善しようとする姿勢は素晴らしいのですが、あまりにもそのことばかりに目を奪われると、自分が失敗ばかりしている、ダメな人に思えてきてしまうのです。




お母さんが女の子を叱ったような言葉を、1日に何百回も聞かされたら、どんな気分ですか?


しかし、あなたは同じ事を自分自身に行っている可能性があります。



人は、心の中で自分自身に話しかけます。NLPでは、これを内的会話と言います。
 

内的会話は一日に何百回も起こっていると言われています。もし、その多くがネガティブな言葉だったら、あなたは自分に自信を持てるでしょうか?




逆に成功体験・よかった経験に目を向けたらどうでしょうか?


なにかを達成した時、物事をうまく処理した時、人に大切にされた時、愛された時。そのことを考え、感じる時、あなたはどのような気分や感情・感覚を得るでしょうか?


自分自身を褒めてあげ、自分自身を好きになり、自信が沸いてくるかもしれません。
 


ポイントは、


★★★ 「自分がうまくできたことは何だろう? その時の気分はどうだったろう?」 ★★★


と問うことです。




NLPのビジョン・タイムラインというスキルでは、過去に成功したこと・よかったことに実際に入り、再体験します。


その体験を通して、自分を認めてあげることで、前向きに行動できる自分をつくります。

リフレーミング - 出来事に違う意味を与える

まずは、Aさんのお話しを聴いてください。
Aさんは38歳の男性。IT系の会社に勤めています。


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私には、妻と2歳の息子がいます。
妻のおなかには2人目の子供がいます。5ヶ月です。

仕事が忙しく、毎日、帰宅は10時ごろです。
疲れて帰ってくると、既に妻と息子はベッドに入っています。
そして、家の中は・・・


・ リビングには、息子のミニカーや電車、絵本が散乱し、

・ 食卓の上は、妻と息子の皿と食器が置いてあり、食べ残しがこぼれている、

・ キッチンには使った鍋、まな板、使いかけの食材、調味料がそのままに


私は元来、几帳面な方なので、この状況を見てイライラします。
そして、妻に怒りが向かいます。


・ どうして、息子におもちゃを片付けさせてから寝かせないのか?

・ 食べ残しや皿を下げることぐらいできないのか?

・ 料理を作りながら使った食材や調理器具を片付けていけば、こんなに散らからないのに・・・


自分は一日中仕事して、疲れて帰ってきているのに、
家に入ったとたんにイライライライラ・・・

すごくイヤな気分です。


ちょうどその頃、NLPという心理学を学び始めました。
その中で、物事の意味を違う角度から見てみるという、


リフレーミング


というスキルを学びました。
早速、この家庭の状況にリフレーミングを使ってみました。


家の中が散らかっているというこの状況は、
妻が家事と息子のしつけをきちんとしていないから
起こっている、

私はそのように捉えていました。

しかし、この状況に違う意味を与えるとすると、
どんな意味があるのか?


★リビングに息子のおもちゃが散乱しているというのは、
【息子が楽しく遊んだ】 ということだ。

息子が集中して、一人言を話しながらミニカーを動かしている姿が目に浮かびました。


★食卓の上に食器と食べ残しがあるのは、
【妻と息子がここで楽しくご飯を食べた】 ということなんだ。

二人が食べながら、おしゃべりをしている声が耳に聞こえてきました。

つたない手つきで息子がスプーンでご飯を口に運び、
ボロボロと落とす光景が見えてきました。


★キッチンに調理器具や食材があるというのは、
【妻が私と息子のために一生懸命に食事を作ってくれた】 ということなんだ。

片付けのうまくない妻が、料理本を見ながら、
料理を作ってくれている姿が目に浮かびました。



家の中が散らかっているのは、

★★★ この家に大切な妻と息子がいる証なんだ! ★★★

★★★ そこで一日、二人が生活した証拠なんだ! ★★★

そんな風に思えたのです。


私は、もうイライラしていません。
家に帰ってくると、楽しかったであろう二人の一日を想像しています。

家の中が散らかっていて落ち着かないのなら、
自分が片付けられるところは自分でやろうと、
片付けをしています。


ちょっとした、理解の仕方の違いで、私の気分はとても良くなりました。



+++++++++++++++++++++++++++++++++



リフレーミングとは、

出来事に違う意味や枠組みを与えることにより、

その出来事の見方を変えることです。


Aさんの例では、家庭での出来事に違う意味を与えています。



出来事を経験して、

喜んだり、
悲しんだり、
怒ったり、
落ち込んだりするのは、

あなたです。


別の人は、同じ出来事を経験しても、
なんとも思わないかもしれませんし、
違う感情を得るかもしれません。


出来事に意味を与えているのは、
あなたなのです。


あなたのこれまでの経験や知識、信念や推測、これらのことから、
出来事に対する意味と感情を作りだしています。


出来事から作る意味は、人により違います。

そして、誰の解釈が正しいとか、

このような意味を与えるのがいい

という正解はありません。



それは、あなたの自由です。



しかし、もし違う意味を与えることにより、
あなたの気分が好転するとしたら、
どうでしょうか?



ポイントは、



★★★ 「この状況から素晴らしいことを発見するとしたら、それは何だろう?」 ★★★



という質問です。



イライラすることが起きた時、
この質問を使ってみてください。

自分の問題に定義し直す

 

「あ・な・た の問題は何ですか?」


まず、NLPセミナーでの、Aさんの体験をお聞き下さい。



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私は妻との家庭生活に問題を抱えていました。

彼女が怒りっぽく、頻繁にイライラしているのがイヤでした。



例えば、私が飲みに行って、終電が無くなりタクシーで帰るとき。

タクシーの中から、妻にメールを送ります。


「あと、30分くらいで帰る。1時過ぎだと思う」



家に着くと、彼女が怒った顔で私を睨みます。


「終電前までに連絡する約束でしょう!」


「終電は少し過ぎたけど、メールしたじゃないか・・・」と私。


「ダメ! 約束が違う! 」



せっかく楽しい気分で帰ってきたのに、いきなりブルーです。
約束を破ったのは確かにわるいのですが、ほんのちょっとの差なのに・・・



私はNLPのセミナーで、カウンセリング・メソッド2、と呼ばれる一連の質問に、この問題を投入しました。



「あなたの問題はなんですか?」と、セミナーでの私のパートナーが最初の質問を訊いてきます。


「妻が怒りっぽく、よくイライラすることです」と私。


「それは奥さまの問題ですよね。あなたの問題はなんですか?」


??


「だから、妻が怒りっぽく、よくイライラすることが問題なんです」


「そうではなく、あ・な・た の問題は何ですか? そのことが、あなたにとってどんな問題なんですか?」


エッ!?

今までに考えたこともないことなので、頭が白くなりました。


「私の問題は・・・」


う~ん?


「私の問題は・・・」


! ! !


「私の問題は、妻がイライラしている時に、それにつられて自分までイヤな気分になることです!」


問題は問題なのですが、なにが問題かを定義できただけで、嬉しくなってしまいました。



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NLPで、「あなたの問題はなんですか?」と聞くときに、問題はあなたが自分の責任として捉えられるものである必要があります。


なぜなら、自分が責任を取れる問題である時に、あなたはその問題を解決できる可能性があるからです。


逆に言うと、その問題が他人のものである限り、あなたは限定的にしか解決する力を持たなかったり、無理に相手を変えなくてはいけなくなるからです。


うまく行かない出来事を、自分自身の問題として捉えられた時に、あなたは解決に向け、一歩踏み出すことができます。



ポイントは、


★★★ 「あ・な・た の問題はなんですか?」 ★★★


と問うことです。


なにかうまく行かないとき、
相手のせいで問題が起きていると思う時、
この質問をご自身に問うてみてください。


問題が明確にできれば、解決の糸口が必ず掴めます。


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